中学受験で親が子供にサポートするべき7つのこと
受験を題材にしたテレビドラマや映画って多いですね。最近流行ったのは、ビリギャルですね。愛知の成績の良くない女の子が偏差値40台から頑張って慶応大学に合格する映画です。あれは泣きました。
我が家ではまだ大学受験は経験がありませんが、映画で母親の頑張りがどうしても自分の家と比べてしまい・・・
最近では、下剋上受験というドラマがテレビで放映されてます。これは中卒の両親が偏差値40代の娘が難関中学受験に挑むという実話を題材にした内容です。
我が家でも東京ほどの大都市での受験ではありませんが、広島という地方都市で受験を経験しました。100家族が中学受験を経験したならば100通りの物語というか受験本ができあがりますね。
今回は我が家が経験した中学受験を通して親がどのようなサポートをすべきかを我が家の体験をふまえて、感じたことをお話していきますね。
我が家の体験から、これらが大切だと思ったことを書いていきますね。考え方は様々だと思うのですが、一つの参考として見て欲しいと思います。
目次
親がすべきサポート7つとは
以下の項目です。- 子供の体調管理をすること!
- 送り迎えをすること!
- 宿題等のマル付け&コピーなどの雑用をすること!
- 子供の時間管理をおこなうこと!
- 時には勉強を教えること!
- とにかく励ますこと!
- 勉強できる環境つくりをすること!
それでは詳細を説明していきますね。
子供の体調管理をすること!
体調管理については大きく二つポイントがあります。- 食事面をサポート
- 体の調子をサポート
食事面をサポート
お腹がいっぱいでも勉強できる状態になりませんし、お腹がすいても勉強できませんね。食事では当たり前のことですがバランスよくしなければなりません。というのは建前で空腹を満たすことを優先していました。
我が家の場合:子供はスポ少(スポーツ少年団)に入っていたので、時間がなくて練習後に塾に行くまでの移動の車の中でおにぎりをぱくつくや手ごろなランチパックを食べたりしておりました。
決してバランスよい食事だったわけではなくて、腹が減っては戦ができるか状態でしたね。
決してバランスよい食事だったわけではなくて、腹が減っては戦ができるか状態でしたね。
体調面をサポート
嫌がってましたが、外出先から家に戻ったら、必ず手洗いといぞ人のうがいは欠かせませんでした。当然ながら受験前の風邪やインフルエンザになるということは不合格になると同じ意味と思いました。なので予防注射はもちろんのこと、12月からは明治のヨーグルトR-1は毎朝食べさせました。⇒おかげで風邪もインフルエンザにもかからず、無事受験を迎えられました。
当然ですが冬は外出時はマスクは着用で、親も会社から風邪やインフルをもらってかえるリスクがあるので親もマスク着用でした。
送り迎えをすること!
学校が終わってから、家から塾まで送っていくこととはママ担当で、塾終わりからの家までのお迎えは時々パパ担当でした。これは今になって思えばですが、ただ単に車での移動だけでなく、『今日の授業はどうだった?テストの結果良かった?』など子供とのコミュニケーションも図っていたのでこれは必要でした。
移動時間は10分もかからない程度でしたが、塾でもらった日本史のCDなどを車内で聞いたり勉強する環境が出来上がっていました。
宿題等のマル付け&コピーなどの雑用&教材の整理等をすること!
それぞれ細かく紹介していきますね。宿題等のマル付け
塾で出た宿題や過去問などのマル付けは本人に時間がもったいないので、親がやってました。マル付けしてる時には、子供には別のことをやらせてマル付けが終わり次第、間違った問題をまた解きなおさせるという流れです。コピー等の雑用
模擬試験の問題用紙や予想問題等は、書き込みをしているので、もう一度解きなおしさせる時は、一度コピーして、原紙を消しゴムで消してきれいにして、それをもう一度コピーして解きなおしさせてました。模擬試験の書き込みを消すときに力任せにやっちゃうと問題用紙がビりッと破れてしまうので、注意が必要です。
教材等の整理
教材等とくに模擬試験の問題用紙、答案用紙、解答等は、1回目からきちんとファイリングしておきます。過去問を解くときに、似た問題が模試に載ってるので解き方を見直したり、また解きなおしたりするために整理をする必要があります。ですからきちんとファイリングしてないと復習するのに探す時間が必要なのでファイリングは必要です。
テキストとかも国語・算数・理科・社会ときちんと科目ごとに分けて整理しておくと取り出したいときにすぐ出せるので教科ごとの整理はやっておくほうが良いでしょう。
子供の時間管理を行うこと!
子供の時間管理は今更ながら大切ですね。朝起きる時間から始まって、寝る時間までほんと徹底してやらないとグダグダになります。スケジュールを立てます。
我が家の追い込み時期の場合:朝起きる時間:AM5時30分
5時35分~6時まで計算プリント 2枚
6時~6時30分 食事&着替え
6時30分~7時30分 模試を解きなおし&過去問
7時30分~学校
16時30分~17時過ぎ 仮眠or 塾の宿題等の課題
17時過ぎ~21時くらい 塾
21時すぎ~22時くらい 夕食&風呂
22時~23時 塾の課題等
23時~0時くらい 暗記時間(社会や理科の暗記部分等)
0時~ 睡眠
5時35分~6時まで計算プリント 2枚
6時~6時30分 食事&着替え
6時30分~7時30分 模試を解きなおし&過去問
7時30分~学校
16時30分~17時過ぎ 仮眠or 塾の宿題等の課題
17時過ぎ~21時くらい 塾
21時すぎ~22時くらい 夕食&風呂
22時~23時 塾の課題等
23時~0時くらい 暗記時間(社会や理科の暗記部分等)
0時~ 睡眠
実際に最後の受験前1ヶ月は上記のスケジュールでやったました。子供もしんどいながらも頑張ってってついてきてくれました。このくらいやらないとうちの子の学力では受からなかったと思います。
中学受験の塾選びについてお話しているので、興味のある方はどうぞ!
広島の中学受験の塾選び5つのポイント!うちの娘はこれで合格した!
時には勉強を教えること!
これは難しいですが、我が家の場合は、教えるというよりも一緒に考えるというスタンスでした。一緒に考えるスタンスで、難しい問題を解いてみましょう。
私立の中学の問題は、個性的な問題を多く出します。模試もそれに倣っていろんなタイプの問題が出ます。
算数の場合:広島の場合ですが、私立中学の問題はなかなか個性的な問題が出題されます。柔軟な思考がないと解けないので、子供と一緒に解くというスタンスでした。
国語の場合:漢字や慣用句やことわざくらいしか教えられませんでした。長文問題などは、解説を読んでそれを説明するくらいしかやってませんでした。
理科の場合:広島の場合ですが、私立中学の問題は、テーマがとっつきにくく、計算問題も厄介です。これも解説を読みながら説明するパターンでした。
社会の場合:時事問題はニュースを見ていたら分かる問題ですが、なかなかとっつきにくいですね。日本史や地理も含めて知識問題なので子供と一緒に覚えて知識量を上げていくようにしました。
国語の場合:漢字や慣用句やことわざくらいしか教えられませんでした。長文問題などは、解説を読んでそれを説明するくらいしかやってませんでした。
理科の場合:広島の場合ですが、私立中学の問題は、テーマがとっつきにくく、計算問題も厄介です。これも解説を読みながら説明するパターンでした。
社会の場合:時事問題はニュースを見ていたら分かる問題ですが、なかなかとっつきにくいですね。日本史や地理も含めて知識問題なので子供と一緒に覚えて知識量を上げていくようにしました。
とにかく励ますこと!
模試の結果が悪いときや塾内テストで成績が悪いとクラス替えや席順が変わるシステムでした。子供にはなかなかキツイらしく、そのたびに一喜一憂してました。だけど、『次、ガンバロ!』という事と『ポジティブに』という事を何回も言い、決して一緒に嘆いてはいけないとそれだけは思ってました。
子供もだんだんと動じなくなり、最終的には、『なるようになるさ的な思考』に変わっていきました。とにかく前向きにさせることが大切だと思います。
勉強できる環境つくりをすること!
家で勉強するときに、勉強できる環境が整ってないと勉強できませんよね。例えば、テレビがついていたり、親が大声で談笑していたり・・・子供にとっては迷惑でしかありません。
我が家の場合は、なるべく勉強できるような雰囲気つくりをしていました。
我が家の場合:上の子供が受験したときは、勉強はリビングでしていたのですが、基本的にテレビは付けない。家族みんな徹底して下の子も我慢してました。
物音を立てない。リビングにいるときの会話は、なるべく小声で話していました。
リビングのテーブルに教材等で散らかっていても、素早く整理していました。
以下に関連記事があります。興味のある方は参考にどうぞ!
中学受験で塾にいつから行けばよいのか体験談を語ります
中学受験に失敗したら!その後はどうする?私たちの場合
最後に
いろいろ書いてきましたが、今思えば、中学受験はアッという間に終わりました。その間にはいろんなことが起こりました。中学受験をなさる家族の皆さんにもいろんなことが起こるはずです。成績がなかなか上がらない。暗記ができない。計算問題でケアレスミスをする。習い事をやっていたら勉強との両立がうまくいかない。
ですが、最後まであきらめずに、親は最後までサポートし、継続すれば結果は出てきます。すべては乗り越えられる問題なので、一歩ずつ前に進んでいく気持ちで行きましょう。皆さんも必ず乗り越えられると思います。また、数年後にあの時は・・・だったねと笑い話になると思いますので頑張ってください。
皆様に桜咲きますように。