タイで象使いのライセンス取得!あなたも象使いになろう!
最近では、バラエティー番組や旅番組などで目にする機会が増えたタイ。
旅行者の数も増えており、あなたの身の回りでも「バンコクに行ってきたよ!」なんて言葉を耳にしたことはありませんか?
今回は、そんなタイの数ある魅力の中から、私の経験上、「体験してよかった!」と思えるものをご紹介したいと思います!!
それでは、解説していきます!
目次
場所・費用
場所はタイの首都、バンコクから北へ750kmの地にある都市「チェンマイ」のさらに山奥に位置する「メーサー エレファント キャンプ」です。
バンコクからは、国内線を使ってチェンマイへ向かい、市内からさらに車で30分ほど山奥へ向かいます。
象使いの資格を取るにあたっては、様々なプランがあり、プランによって所用時間や費用が異なりますね。
メーサーエレファントキャンプの公式ホームページを見ると所要時間毎、プログラムに番号が付けられていますので、ご自分のスケジュールと合わせて検討していただくのが良いと思いますよ。
大まかに分けてみると、
半日
一日
一泊二日
二泊三日
と期間が分かれており、当然内容も期間が長い方が豊富になっています。
私の場合は、一度目の楽しさが忘れられず二度参加しましたが、どちらとも一泊二日のコースに参加しました。
※日本国内からタイへの旅行をお考えの方にとっては、ほぼ丸々二日間を象使い免許の取得に充てるのは、少し躊躇するかもしれません。内容をよく読んで、コースの検討をお願いします!
費用に関しては、少しうろ覚えな面がありますが、バンコク市内からの交通費を除いて、9000バーツほどで参加した覚えがあります。
ちなみに、メーサーエレファントキャンプの公式ホームページには、料金の記載がなかったため、問い合わせたところ以下のような返答でした。
◯The price for Full day (FD101) is 5,000 baht per adult, 3,500 baht per child (Child between 4-8 years old) included round trip transportation service, hiring a mahout costume, certificate and lunch (not included drawing). 5hr
◯The price for Half day (HD101) is 3,500 baht per adult, 2,500 baht per child (Child between 4-8 years old) included round trip transportation service and hiring a mahout costume (not included drawing). 2.30hr
◯The price for Mini Mahout (MH401) is 2,500 baht per adult, 1,500 baht per child (Child between 4-8 years old) included round trip transportation service and hiring a mahout costume (not included drawing). 1.30hr
ホームページに記載してあるコースの値段を教えてほしいと頼んだところ、ホームページを見てくださいとの返信で回答を打ち切られてしまいました。。。タイあるあると言えば、それまでなのですが。
ちょっと残念ですが、気を取り直して、内容の紹介へ!
象使い免許取得コースの内容
象に乗ろう!
メーサーエレファントキャンプに到着し、入口で受付を済ませます。私の場合は、二度とも宿泊込みのコースでしたので、宿泊予定の場所に荷物を置き、部屋に置いてある象使いの服に着替えて、象の集まる広場へ向かいました。
簡単な挨拶をスタッフから受けていると、ぞろぞろと象が集まってきます。
よく見てみると、大きさや顔立ちも違い個性を感じますね。
プログラムを通して自分が乗るパートナーをここで選びます。
1頭の象につき、一人の象使いが付いていますので、この象使いさんともプログラムを一緒にこなしていくことになります。
パートナーが決まったら、いきなり象に乗ることになります。
象の背中に乗る方法も象使いさんが教えてくれますので、ご安心を!
初めて乗るときはどきどきです!
乗った後も落ちるんじゃないかと汗をいっぱいかきました。
無事象の背中に乗せてもらったら、次の行程です!
象に乗って散歩に出掛けよう!
象の背中に乗った後は、広場から続く山道へ散歩に出ます!これがまたヒヤヒヤ!
狭い山道を象の背中にのって散歩しますが、象の背中が揺れること、揺れること。
崖のようになった山道の途中では、象が草を食べようと頭をあげる仕草を見せるため、慣れないうちは必死にしがみついたり、内股にぐっと力を込めたりして、相当な体力と気力を削られます。
しばらく歩いているうちにだんだんとコツを掴んで楽になってきます!
象と水遊びを楽しもう!
散歩の帰り道では、象と川へ向かい、一緒に川へ入ります。
年中気温の高いタイでは、象も水遊びが大好きです。
川で寝転ぶ象に水を掛けて、象使いさんと一緒に象の体をブラシでゴシゴシと洗ったり、水を吸った象の鼻を持って水鉄砲のように発射させたりして、びしょびしょになりながら楽しいひと時を過ごします。
象と一緒に川へ入ったら、この日のプログラムはここで終了です。
相当な体力と気力を消費していますのでゆっくりと休みましょう!
象と一緒にショーに出よう!
2日目は朝から大忙し。
レストランで朝食を食べたら、午前中に行われるショーへ参加します。
オープニングで象の背中に乗って、ショーが行われる広場の中をぐるりと一周します。
周りには観光客がたくさんいるので、ちょっとしたスター気分!広場内をぐるりと回った後は、観客と一緒に象が行うショーを観覧します。
サッカーやダーツ、絵を描くショーを見て、象の賢さを再認識!
首長族の住む村へ観光!
ショーが終わると再び象の背中に乗って、首長族が住む村へと向かいます。
この道中が長い!!!1時間以上はずっと象とお散歩です。
村へ着くと、象としばしのお別れ。村にあるレストラン?のような場所で昼食を取り、村を散策します。
髪飾りや編み物など、お土産になるようなものも安価で販売しているので、少し購入してみてもいいでしょう。
この間に象達は各々の象使いと元の広場へと帰っています。
しばらくお昼休憩を過ごした後、私たちは、案内役のスタッフと一緒に、バンに乗って象のケアセンターなる場所へと案内されました。
ケアセンターを訪問!
到着したケアセンター。
ここでは、怪我や病気になってしまったり、年齢を重ね、年老いた象のケアーを専門に行っています。
私はここで生活する象のご飯作りを体験!
言われるがままにいくつかの植物を機械に入れ、細かくする作業を体験しました。
また、何頭かの象の説明も受けました。
広場へ戻って象と一緒に絵を描こう!
ケアセンターから再びバンに乗って広場へ戻り小休止を挟んだら、象と一緒に大きな画用紙に絵を描きます。
何が描きたいか聞かれますので、いくつか出される候補の中から選びます。
向日葵や花、象の横顔などがあったと思います。
絵の具の色を指定し、象の鼻へブラシを渡すと、器用に画用紙に絵を描いてくれます。
象使いさんが何やら指示を出しているようで、相当な訓練を積んでいることがわかります。
絵を描いたら一緒に記念撮影!
これでおおよそのプログラムが終了です。
参考の動画です。興味のある方はどうぞ!
プログラム自体は少なく感じるかもしれませんが、象に背中にまたがり移動したり、触れ合う時間がたっぷりとあることや、それに伴う体力と気力の消費を考えると大満足の二日間でした。
シャワーを浴びて、身支度を整えている間に、専用の写真立てに入った写真と描いてもらった絵、象使いの免許となる賞状を準備してくれます。
最後にステキなお土産としていただけます。
また象使いの衣装もお土産としてもらうことができますので、これも嬉しい特典です。
お世話になった象とお別れをし、象使いさんにチップを渡したら、帰路につきましょう。
最後にプログラムの説明に書きそびれてしまった注意点と補足を少しだけ書き加えたいと思います。
プログラムは全てが計画通りではない!?
二回参加しましたが、二回とも全く同じ行程ではありませんでした。
今回ご紹介したのは、記憶に新しい二回目の方です。
参加するプログラムやプログラム毎に難易度?級種があるようで、細かい部分はわかりませんでした。
きちんと決まりはあるようですが、色々とアバウトな面も気にしないタイの方の性格も関係しているのかなと思います。
実際、何人かのグループで参加しましたが、違うタイミングで象のご飯作りを経験している仲間もいて、臨機応変な対応があるかもしれません。
宿泊場所について
一度目は広場のすぐ近くにある小屋のような場所で宿泊しました。
今まで色々な場所での宿泊を経験していたため、気になりませんでしたが、慣れていない方には、こちらはおススメできません。
2回目は、メーサーエレファントキャンプから目と鼻の先にあるホテルへ宿泊しました。
こちらの方がまだ綺麗で、環境としてはbetterです。
持ち物について
特に大切だと感じたのは、下着や着替えです。
活動中は支給される象使いの衣装ですが、川へ入るなどの活動もあるため、下着は多めに、そして、捨てても良いものを持参することをお勧めします。
また、シャンプーやボディソープなども参加する前に市内のコンビニなどで、購入しても良いでしょう。
宿泊場所にも備え付けられていますが、いっぱい汗をかいたり、象との活動で汚れたりしますので、その辺りは抜かりなく準備しておいて損はありません。
象使いの衣装に履物は含まれておりません。
かかとや足首をきちんとマジックテープなどで固定できるタイプのサンダルなどがあると助かります。
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まとめ
ここまで、私の体験を綴って参りましたが、プログラム内容や相手の事情により、この記事通りとはいかない可能性もあります。
数時間だけの短期のプログラムでは、免許が発行されないという話も同僚からちらりと耳にしたことがあります。
参加される際は、ご自分の旅行プランや日程を基に、旅行会社やスタッフに事前にきちんと問い合わせをして臨むことをお勧めします。
いずれにせよ、象に乗ったり、触れあったりする体験は非常に貴重かつ素晴らしいものですよ。
この記事が少しでも皆様の参考になれば、幸いです。