海外移住先おすすめは?タイvsマレーシアを8つの視点で解説
そろそろ定年も近づいてきて「さて、定年後はどう過ごすかな?」と思いを巡らせている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近ではリタイア後に、のんびりと海外で暮らしたいと考える方も多いようで、私もそういったご夫婦に何組かお会いしたことがあります。
今は物価も安く日本からもほど近い東南アジアが、定年後のロングステイ先として熟年夫婦に人気なのだそうですよ。
そこで今回は、その東南アジアの中でも日本人が住みやすいと言われているタイとマレーシアついて8つの視点から解説してみたいと思います!
移住すると言っても日本と同じくらいの生活をしたいですよね。それならば、以下の観点から考えてみなければなりませんよね。
海外移住ならどっち?以下の項目で検討!
- 治安
- 医療
- 国民性
- 気候
- 物価
- インフラ(インターネット・ガス・水道・電気)
- 言葉
- 親日
治安は一番大事ですよね。物騒な場所でいつもストレスを感じながら生活するなら、日本にいる方が良いですから。
1.治安
実際にマレーシアとタイに住んでみて、どちらも、<span class=”b”>日本と比べ特に物騒だと感じたことはないですね。
東南アジアの中では比較的治安はいい方じゃないでしょうか。
日本人が住んでいるようなコンドミニアムはどこでも警備員が24時間体制でいて、セキュリティがしっかりしていますから心配ないと思います。
ただタイは王国やお坊さんへ対する敬意がとても強いですしマレーシアはイスラム教徒が大勢いますので、うっかり失礼な事をして余計なトラブルに巻き込まれないようには気を付けた方がよいでしょう。
次に医療ですね。日本だと近くに馴染の病院がると思いますが、海外はどうでしょうか?
2.医療
ケガや病気でお世話になる病院や医療システムは、言葉の問題もあり心配ですよね?でもご安心を。
タイのバンコクで日本人スタッフ常駐、日本人専用窓口まで用意された病院を見つけました。
ホテル?と思うような豪華な建物で驚きますよ。
私は一度、バンコクの病院で副鼻腔炎の手術で入院したことがありますが、超がつくほど、快適でした。
なんとバンコク市内の病院の中にマクドナルドやスタバなど充実していますよ。
一方、マレーシアでは日本人医師が開業している病院もありますから診察の心配もありません。
私もマレーシアで歯の神経治療を受けましたけど、全く問題なく完治してます!風邪くらいなら薬局か町のクリニックに行ってお薬を処方してもらえば大丈夫ですよ。
次に国民性ですが、フレンドリーな人たちの方が接しやすいですからね。
3.国民性
どちらも共通してのんびり穏やかな国民性を感じます。
そしてタイ人は笑顔が素敵ですね。あと人あたりが良く礼儀正しいです。
ただ、争い事を好まない気質のせいか何でも『マイペンライ(大丈夫、気にしないで)』で済ませてしまいます。
謝るのは苦手なようでこっちが時々戸惑います。
マレーシアのマレー系は何事もマイペースで努力や根性なんてどこ吹く風といった感じです。
多民族の国なのでどんな人種もすんなりと受け入れてくれ、日本人でも溶け込みやすいですね。
でも時間にはルーズなのでイライラさせられることもよくあります。
まあルーズなのは、タイもマレーシアも同じですね。
次に気候ですが、日本みたいに式があるのは良いですが、熱かったり寒かったりだとしんどいですよ。
4.気候
両国とも1年を通して平均30度くらいの暑さでしょうか。
私の体感としてはタイの方がちょっと蒸し暑いかな?という感じですね。
マレーシアのクアラルンプールでは数年に1度ヘイズの影響で外が真っ白になることもありますが、普段は全く気になりませんから心配いりませんよ。
タイのバンコクではPM2.5の影響で年に何回かは、空が曇ります。
【ワイズデジタル】 大気汚染が深刻化: 過去に例が無いほどの危機的な状況。 PM2.5対策で、政府がマスク着用を呼び掛け。 […] 投稿大気汚染が深刻化はワイズデジタル【タイで働く人のための情報サイト】の最初に登場しました。 https://t.co/yyEj1j5CJh #タイのニュース pic.twitter.com/2mbVTzkmIY
— タイニュース&タイブログ (@Thai_News_JP) 2018年2月23日
日本のように四季がないのはちょっとつまらないですが、寒いのが苦手で気温の差がツライ方には過ごしやすい気候だと思います。
仕事でなければ毎日Tシャツと短パンのような軽装で過ごせるし、衣替えの手間は省け、洗濯物もすぐに乾きますからとってはありがたいですね。
タイもマレーシアも同じような場所ですよ!
次に物価についてですが、物価が安くないと外国に移住する意味がないですからね。
5.物価
どちらの国も物価は日本の3分の1ほどで、10万円は30万円分の感覚です。
確かに物価は安いのですが物によりますよ。
日本食やスタバなど外資の物は日本と同じなのに、現地食が安いので余計高く感じるんですね。
例えばKFCチキン2本セット600円、屋台のチキンライス250円みたいな感じなので、物価の感じ方は生活スタイルによるかもしれません。
また移住となると家賃も気になるところですが、日本に比べると格段に安くて広いです。
ただタイには1LDKもあり自分にあった広さを選べますが、マレーシアはほとんどが3ベッドルームからなので一人暮らしや夫婦2人という方にはちょっと割高になるかもしれないです。
そういう意味では、タイの方がいろんなニーズに対応できる住居があるので、良いですよね。
次はインフラですね。ライフラインがきちんと供給されていないと生活できませんからね。
6.インフラ(インターネット・ガス・水道・電気)
こだわりがない私には、インターネットは不便なく普通に使えていると思ってます。
ただ設置時は予定の時間には来てくれず、一日どこにも出られなかったということはありました。
タイではオール電化だったのですが、マレーシアではガスボンベをガス屋さんに頼み配達してもらいます。
予備を頼むのを忘れて料理途中で火が消えた!なんてことが何度がありましたので、予備も忘れずに頼んで下さいね。
タイでは停電、マレーシアでは水道も止まることがありますね。
そしていつ復旧するかはわからないと言われるのは、タイ。マレーシア両方に共通する点です。
エアコンも止まり暑いので、その間は買い物に出かけたりして時間をつぶしたりするのですが、入居している建物だけの場合はロビーにお知らせもあり比較的すぐ直してくれますよ。
タイでは、水は買って飲むものだという感覚です。浄水器も発達していますから、どちらかを選ぶことになりますね。
マレーシアでもさすがにそのままは飲みませんが、家ではパナソニックの浄水器を使い一度沸かして飲んでいます。
何も問題ないですよ。
7.言葉
タイの公用語はタイ語。
都心部では英語を話す人もいますが、基本タイ語ができないとジェスチャーゲームみたいになります。
でもタイ人は人懐っこく、わからなくても何とかコミュニケーションを取ろうとしてくれてどうにかなったりしますね。
また日本人が多い地区に行くと、看板に日本語表記が見られるところもありますから安心です。
マレーシアの公用語はマレー語ですが、三大民族の国ですからマレー語・中国語(北京/福建/広東)・インド語と様々で、コミュニティにより言葉を使い分けています。
英語も都心部ではかなり通じますし、普段から英語で生活している人も多いですから英語だけでも生活できますね。
英語が得でしたら、断然、マレーシアがおススメですね。
次に親日についてですが、親日の方が、何かと対応に差が出ますよ。
8.親日
私の周りには日本留学していたマレーシアの友達が結構います。
よく行くレストランでは日本語を勉強してるという子がいて、1品こっそりサービスしてくれたりなんて事も!
またタイでは日本人の白い肌が憧れと言って、資生堂・カネボウ・コーセーなどの美白化粧品の話で盛り上がったりします。
どちらの国でも日本人に対してとても友好的だなと感じると思いますね。
タイ、マレーシアを含めた東南アジアでは、相対的に親日の方が多いような肌感覚があります。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
個人的にはタイ料理が大好きで、タイのエネルギッシュで素朴な雰囲気が魅力的です。
ですが、やっぱり外国人に慣れていて、英語でコミニケーションがとれる事は移住に大切なポイントだと思うので、日本人でも溶け込みやすいマレーシアをおすすめしたいと思います!
じっくり検討してご自分に合った国が見つかるといいですね。