ワロロット市場のおすすめのグルメと特産品を在住者がたっぷり解説!


タイの人は市場が大好きで、ほとんどの人は市場で日用品を購入しています。

チェンマイには大きなショッピングモールがいくつか出来ましたが、それでも市場の方が種類は豊富で、何より安い!




チェンマイより北の山岳地方の人達もワロロット市場まで仕入れにくるほどなんですね。

私も子供の部屋着やキッチン用品はここで買っています。

家から徒歩5分なので大変重宝しておりますよ。

今回は、私の庭と自負している(笑)ワロロット市場のおすすめのグルメや特産品などをたっぷりご紹介しますね。

日本からチェンマイに観光で行かれる方やバンコクからチェンマイに行かれる方の参考になれば嬉しいです!



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それでは、説明していきますね。

ワロロットマーケット(市場)って?




ワロロット市場はピン川沿いにある大きな市場です。



観光地としても有名な市場ですよね。

ちょっと歴史のお話ですが、100年以上前はこの辺り一帯は王室の土地だったそうです。

王族のワロロットという方が地域の人のために土地を提供して市場を造ったのが始まりなんだとか。

しかし1968年、大火災が起こり市場は全焼、跡形もなくなってしまいました。

私の夫もこの大火災のことを覚えていて、空が真っ赤で数日煙かったと言っていました。

当時の写真です ↓ (義父提供)



その後、焼け野原になった市場を、中華系タイ人のニマンヘミン一族が買取り、近代的な市場の建設に貢献したそうです。

それが今日のワロロット市場になります。





ニマンヘミン一族は王室への敬意を込めて、そのままワロロットの呼称を継続したそうです。

ローカルの人の間ではワロロット市場ではなく、「ガードルアン(大きな市場)」と呼ばれています。



基本情報
カオソーイ・ラムドゥアンร้าน ข้าวซอยลำดวน ฟ้าฮ่าม (Kao Soi Lamduan) 
名称 : ワロロット市場(ตลาดวโรรส (กาดหลวง)
ワロロット市場・トンラムヤイ市場・花市場他周辺店舗からなる大きな市場)
営業時間 : 6:30am – 5:00pm (館内)年中無休
      6:00pm – 11:00pm(夜の市場)
Website : ウェブサイト



次に行き方についてお話ししますね。

交通手段



ワロロット市場へは、ソンテウ、トゥクトゥク、シティバスなどで行けますよ。

ニマンヘミン方面からですと、ソンテウで30バーツです。

ニマンヘミンはソンテウが頻繁に走っているのですぐに見つけられると思います。

ニマンヘミンからトゥクトゥクを利用する場合は約150バーツくらいですかね。

チェンマイエアポート近辺からワロロット市場に行く場合はソンテウで約50バーツ、トゥクトゥクで約150バーツ。

ターペー門からは徒歩約15分で市場に到着しますよ。



ワロロット市場につながる通りは、家具屋さんやら電気屋さん、DIY用品店、可愛らしい雑貨屋さんが軒を連ねています。



雑貨屋さんです。


そんなに暑くなく、急いでいないようでしたら徒歩で向かうのも楽しいと思います。

最近シティバスを見かけますが、個人的にはまだおすすめできませんね。

というのも、ルートじゃないよね?というところを走っているのをたまに見かけるので(我が家の後ろの道路です)、

道を覚えてくれるのを待っているところです。




さて、門をくぐってワロロット市場を探索してみましょう!



ワロロット市場の中を探索




ワロロット市場は1階から3階まであり、1階が日用雑貨、乾物、特産物となっています。





チェンマイソーセージ屋さん


青い看板が目印ですよ。


こちらのサイウア(チェンマイソーセージ)のお店はチェンマイで1番有名なお店です。



このサイウア(チェンマイソーセージ)は、タイ北部の郷土料理ですから是非話のネタにどうぞ!

このお店のサイウアを買うためにバンコクから週末を利用してタイ人旅行者が訪れてるほど有名なんですね。

このお店だけ人集りができているので簡単に見つけられますよ。

夫の姉が言うには、このお店はたくさんタイハーブや香辛料を使っていて、豚肉もぎっしり入っていて香ばしい、他の店と違う!ということらしいです。


2階と3階



2階と3階には衣料品や民族衣装、学校制服などがあります。



民族衣装を買うのもいいかもしれませんね。

特にタイパンツなどは、部屋着としてのお土産として購入される方が多いですよ。



タイでは毎週金曜日に民族衣装を着て出勤する会社が多いので、特に若い子たちは何着も持っています。




最近は民族衣装をアレンジしたデザインや、地元の藍染めで作った服が若いタイの女性や観光客に人気です。





3階の雑貨屋さんには色鮮やかなデザインの雑貨や小物が売ってあります。


ワロロット市場とトンラムヤイ市場は2階に連絡通路があり、車で混雑している外に出なくていいようになっています。

連絡通路からのワロロット市場(左側)とトンラムヤイ市場(右側)です。




夕刻が近づいてきていたので、通りでは屋台の準備をし始めていました。







この写真の向う側がトンラムヤイ市場の2階入り口です。







トンラムヤイ市場






トンラムヤイ市場は1階がワロロット同様、日用品、乾物、特産物を売っています。




これは蒸したもち米を入れる容器です。48バーツ。

日本では、もち米を入れる習慣は無いですが、小物入れとかになりますから自分のお土産にもなりますよ。





こちらは一枚の木から作った果物カゴです。150バーツ。


平たくなるので収納に便利なんです。




なかなかセンスの良いお土産にもなりますし、もちろん自分用にでもOKです!

私はいくつかお土産に日本に持って行きました。



トンラムヤイ市場の路地には量り売りの果物、野菜、生肉、魚などを売っています。

花市場はこの市場に隣接しています。



私はタイの何気ないところに芸術性を感じるのですが、

花市場はバレンタインの時期で、薔薇のデコレーションが本当に素晴らしかったです!



今回は連絡通路で通過しただけでしたが、トンラムヤイ市場の2階は、ワロロット市場の2-3階とほとんど同じでしたね。




1階で面白いものを見つけました。

疲れたら5分10バーツのマッサージで休憩はいかがでしょう。





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次はグルメについてお話ししますね。

ワロロット市場のグルメ



チェンマイソーセージ(サイウア)


ワロロット市場に来たら、是非食べて頂きたいのがタイソーセージ・「サイウア」です。



北タイの名物ソーセージで、香辛料(ニンニク、胡椒、唐辛子など)や、タイハーブ(レモングラス、コブミカン、海老の発酵ペーストなど)と豚肉を練って腸詰めして焼いたものです。

味はハーブの香りと香辛料のピリって感じと香ばしく焼いた豚肉の味が一度にくる感じです。

ビールに絶対合う一品です。



ケームプー


豚の皮を天日干しして揚げたお菓子です。




最初食べた時は、じゃがりこをもっとカリカリにしたような食感で、豚の皮とは思いませんでした。

塩味で軽くって一度食べたらポリポリ止まらなくなります。

写真のように綺麗に包装されて売っているものがほとんどなので、お土産にしたら喜ばれると思います。






カーオ・ラーム






カーオ・ラームという竹の筒にもち米を入れてココナツミルクで蒸したタイの郷土菓子もおすすめです。

タイ全土で見かけますが、ワロロット市場内で一本60バーツのカーオラームを見つけたら是非食べてみてください。

ボリュームがあって、甘くて、でも少し塩気があるような、ぎっしりもち米に黒豆がたっくさん入っていて、

歩き回った体にエネルギーを復活させてくれる味です。

ココナツミルクを使用しているので、買ったら数時間で食べ終わることをおすすめします。


特産品について



ワロロットで買えるタイの特産品は民族衣装や山岳地方の雑貨、工芸品や衣料品、成分表が書いてあるお茶などがおすすめです。

こちらはモン族の特産品です。

色鮮やかな小物入れや雑貨は観光客に大人気です。



モン族の人たちはこの付近に住んでいる人もいれば、1ヶ月に数回市場に納品にきている人もいます。







ココナッツで作った工芸品は丈夫で、見た目も可愛らしいです。

写真は植木鉢として作られていますが、我が家では洗濯バサミを大量にいれて吊るしています。

ココナッツの皮は本当に頑丈なので、最近ではこれで足踏み板が作られています。






ソムタムを作る容器。


これは重たくて日本には持ち帰れませんね。


こちらはニンニクや粒胡椒を砕く容器。


ちょうど欲しかったので購入しました(120バーツ)。



私がおすすめするのはタイの紅茶です。


タイ人はこの「チャートラムー」のお茶が大好きです。

以前、私がカフェを経営していた時もコーヒーより売り上げがいいのがこの紅茶でした。

自宅で作る際はコーヒーフィルターに茶葉をスプーン大で2回入れて、マグカップ半分量のお湯を入れ、

コーヒーフレッシュと練乳と砂糖を好みの量入れて完成です。

甘いのですが、オレンジの茶葉の味と煉乳がとても合うのです。

ご自宅用のお土産に迷われたら買ってみてください。



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日本に持って帰れないお土産


市場をぐるっと一周して、可愛い小物や民族衣装、特産物を購入したのに、空港でチェックが入ったら悲しいですよね。

上記のご紹介した特産物は日本に持って帰れます。

タイの特産品で有名な石鹸や、ハーブオイル、銀製品も持って帰れます。

ただ、銀製品、金製品があまりにも大量で高価になる場合は申告が必要になります。

サイウアやカーオラームなどの加工肉や食品は持込ません(滞在先で完食してくださいね)。

明らかにコピー品とわかる製品も税関でアウトになると思います。

タイでは密輸された象牙が普通に売られていることがありますが、ワシントン条約で禁止されています。

詳しくは、動物検疫所の案内

または通関の案内で確認されてください。





夜の市場


夜の市場はこのような感じです。





屋内の店とは別の店が毎日夕刻にテーブルを準備して売っています。

売っている物は、民族衣装や小物、特産物や乾物と屋内の物と変わりませんが、店舗がない分少しだけ値段が安いです。




お寿司やピザを売るお店もあります。





食べ歩きして回るのも楽しいと思いますよ。







まとめ



ワロロット市場は長い歴史があり、チェンマイはここから商業が始まりました。

是非、ワロロット市場でタイの特産物や民族衣装、日用雑貨などを見ながら、代々続いている風景にも目を留めて頂けたらチェンマイ在住としては嬉しく思います。


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