国際結婚のメリット・デメリットを5つのポイントを経験者が解説
国際化が進み海外で生活することにも違和感がなくなってきた今日この頃ですが、実際に国際結婚をしたという人は意外と周りでは少ないものです。
そのため実は国際結婚に興味があっても、参考になる人が周りにいないために、国際結婚の情報を集めることができない人も多いのではないでしょうか。
そんな国際結婚に興味がある方のために、経験者の私が解説します!
相手国や環境によって色々なケースがあると思いますので、私たちのスペック前情報を先にご紹介します。
・相手はコテコテのフランス人です。
・出会って4年で結婚、現在結婚3年目です。
・出会いはタイで、現在もタイに住んでいます。
・5ヶ月の娘がいます。
・共通語は英語です。
・出会って4年で結婚、現在結婚3年目です。
・出会いはタイで、現在もタイに住んでいます。
・5ヶ月の娘がいます。
・共通語は英語です。
それでは、早速ですが、メリットデメリットをご紹介していきますね。
最初はメリットからですよ。
目次
国際結婚のメリット5つとは
- 新しい文化・価値観に出会える!
- 相手の国に旅行に行ける!
- 新しい友達ができる!
- 語学が学べる!
- 相手国の恩恵を受けられる!
メリット1:新しい文化・価値観に出会える!
全く違う環境で育った二人ですから、食文化や生活習慣など、お互いの当たり前が新発見です。
例えば、ディナー前におつまみを食べながら軽く飲む事をアペロと言いますが、休暇中や週末は必ずと言っていいほどアペロが行われます。
フランス人はお酒が好きなのは知っていましたが、アペロが始まる時のちょっと浮かれた空気など、彼と出会わなければ知る事もなかったでしょう。
そんな私も今では「アペロ」というキーワードを聞くだけでウキウキです。いい文化のある国の人で良かったです。
メリット2:相手の国に旅行に行ける!
これは旅行好きの私には、ポイントの高いメリットです。
彼に出会うまではヨーロッパにもあまり興味が無かったのですが、今では年に一度の恒例旅行になっています。何もしなくてもプランを立ててくれて、ガイドブックにも載っていない田舎町なども案内してもらえるので嬉しいですね。
ただ、日本に行く際は私が全てプランしないといけないので、予めご了承を。
メリット3:新しい友達ができる!
これは相手が外国人でなくてもそうですが、彼繋がりの新しい友達が増えます。
全くフィールドの違う、彼がいなければ会えなかった人達ばかりなので、感謝しないといけないですね。
フランス人に限らず、フランス語を話すベルギー人やイギリス人、モロッコ人、コートジボワール人、カナダ人なども友達になれ、世界中のフランス語圏がいかに多いかに驚きましたよ。
メリット4:語学が学べる!
私達の共通語は英語の為、英語の上達、またやる気にもよりますが、新しい言語が学べます。
特に子供ができてからは、簡単な子供に語りかける言葉や童謡などから新しい単語をキャッチして習得するようにしています。
まだまだですが、やっと自己紹介や簡単な日常会話ができるようになりました。
娘に負けないように頑張らないとですね…。
もう1つ、喧嘩の際などに、お互いが第二言語を使うことによって、あまりストレートな表現になり過ぎないい=地雷を踏みにくいのもいい点だと思います。
メリット5:相手国の恩恵を受けられる!
相手国によって様々ですが、フランスは社会制度が充実しているので、保険制度などの恩恵を受けられます。
また不動産の価値がほとんど下がらないフランスで、投資としての物件購入も共同名義で可能です。
これは結婚してなければ絶対にできないことなので有難いですね。
それでは、次にデメリットについてですね。
国際結婚のデメリット5つとは
- 価値観の違いにヤキモキする!
- 曖昧表現が誤解を生む!
- 言い回しの違いが誤解を生む!
- 育った環境が違い過ぎる!
- 一時帰国中も実家でリラックスが出来ない!
デメリット1:価値観の違いにヤキモキする!
朝食に魚料理を食べることが信じられない彼と、朝食には焼き魚にご飯が食べたい私。
エアコンを19℃に設定したい彼と、26℃に設定したい私。
工芸品のお面や置物をクールと思う彼と、不気味だから捨てたいと思う私。
上げればキリがありませんが、違いとして受け入れ難いものもたくさんあってヤキモキします。
デメリット2︰曖昧表現が誤解を生む!
実例で行くと、出会って間もない頃、フランス料理と言えばのエスカルゴを食べに行きました。
でも私は本当はゲテモノ系が大の苦手。誘われた時に嫌いと言えずに興味がある態度を取ってしまったこと、そして実際に食べに言った際にも、美味しそうに平らげる彼に「本当は嫌い」と言えず無理して食べる羽目に…。
2回目が企画されて初めて正直に伝えました。早くハッキリ言えばよかったです。
因みにこのようなケースは「鳩バージョン」と「ウサギバージョン」もあります。
デメリット3︰言い回しの違いが誤解を生む!
こちらも実例でいくと、上記のエスカルゴ事件もそうですが、まぁまぁかなと言う意味で「Not too bad(悪くないね)」をテンション低めに使いました。
しかしこの意味、フランスではかなりレベルの高い褒め言葉に当たります。
むしろ「いいじゃん!」だったのです。
色々なシーンでNot too badを聞く度に「なんでこの人達はあまり褒めないのだろう」と思っていたのですが、そういうあまのじゃくな所があるそうです。
デメリット4︰育った環境が違い過ぎる!
国語の教科書に載ってた話、童謡や合唱曲、子供の頃に流行ったアニメなどを一緒に懐かしめない悲しさ。
また例えば街でマツコデラックスさんのそっくりさんを見つけた場合にも「マジで似てるねー」と盛り上がれない悲しさ。
これはどうしようもありませんが悲しいですね。
デメリット5︰一時帰国中も実家でリラックスが出来ない!
せっかくだから色々な所に連れて行かないといけないので、実家でのんびりする事ができません。
ザ・日本的な場所を好むので、京都や日光江戸村は評判がよかったです。
一番感動してくれたのは白川郷の合掌造り宿泊体験でした。
感動は良いのですが、両親との会話もすべて私が通訳…。
娘には諦めずに日本語を教え、親との通訳をしてもらえるように育てて行こうと思います。
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まとめ
以上ほんの一部ですが、メリット・デメリットはどっちもどっちですね。
メリットがデメリットでもあり、またその逆もしかり。
結局、夫婦間での日々の小さな思いやりや、ありがとうなどの言葉が必要なのは万国共通だと思います。
でもお互いにその国の代表者になっているのは間違いありません。
民度が高いと言われる日本国の名に恥じないよう、立派な奥様目指して行こうと思います。