海外生活でストレスや孤独感を感じたときに克服する7つの法則
日本で「海外で暮らしている」と言うと、大抵「えー!海外に住んでるの?羨ましい」とか「英語話せるんだ?すごいね」とか「毎日が旅行みたいでいいね」とかそういったポジティブな反応が返ってきますよね。
しかし、実際、旦那さんの海外赴任について海外生活を余儀なくされた方や、国際結婚で相手方の国で暮らすことになった方などと話しをすると、想像していた生活とギャップがありすぎてストレスが溜まるとか、ホームシックにかかって日本に帰りたくなったなどの愚痴や悩みが多いんです。
そこで今回は、海外生活も10年を超えた主婦の友達に、海外生活でのストレスや孤独感を感じた時はどうやって克服しているかなどを紹介していただきたいと思います。
それではざっと解消法をあげてみましょう。
目次
ストレスや孤独感を感じたときに克服する7つの法則
以下の7つです。
- 日本語を聞ける日本のテレビや映画を観る
- 日本にいる家族や友達とおしゃべりする
- 日本と海外を比べない
- 一人の時間を楽しむ
- たまには贅沢をして自分を甘やかす
- 積極的に外に出てみる
- 現地の日本人とつながりを持つ
それでは、はじめますね。
日本語を聞ける日本のテレビや映画を観る
海外へ行って何が一番ストレスになるかと言えば、ナンバーワンの理由はやはり「言葉の壁」ではないでしょうか?
日本にいればあたり前のように周りで聞こえていた日本語も海外へ行けばほとんど聞くことがなくなります。
わからない言葉が飛び交っているだけで仲間外れにされてるような独りぼっち感満載になって、私もよく寂しくなりました。
そんなときはyoutubeやパンドラTVで日本のドラマやバラエティー番組、邦画を観ています。今はネットの無料動画サイトでもほぼリアルタイムで見ることが出来ますし、CMなんかも流れていますから日本で何が流行ってるのかな?
なんてチェックしたりして楽しんでいます。ただ日本語が聞こえるだけでほっとできるのでいいですよ。
日本にいる家族や友達とおしゃべりする
周りに日本語が聞こえないのも寂しいですが、日本語を話す機会や相手がいないことも海外生活では大きなストレスですよね。
私は毎日のように日本にいる家族や友達とLINEを使っておしゃべりします。
今日の天気やそっちはどう?などの近況報告や、たまにはビデオコールで顔を見ながらたわいもない話しをするんです。
言葉の壁を感じずにしゃべりたいことをガッツリしゃべり倒せるので、スッキリしますし寂しさも減ります。
日本と海外を比べない
この前、日本へ送る急ぎの書類があり郵便局へ行ったんですよ。
速達がないのも驚きですが、普通郵便で2週間と言われたのに2週間過ぎても着いていない様子。
一度途中で紛失したこともあるので心配していたら、なんと1ヶ月過ぎた頃に届きました。
日本は交通機関などの時間も正確ですから日本と比べると何かとイライラしてしまいます。
旅行で来た時は「のんびりとおおらかでいいね」で済んだ事も毎日となれば地味にストレスが溜まりますね。
日本と比較しないことが精神衛生上よいと今では思っています。
一人の時間を楽しむ
言葉が通じなくて人に会うのが億劫になったときは孤独感が増しますね?
でも一人の時間を楽しんでいいんだと割り切ることにしています。
私は部屋の片付けが大好きですので断捨離をテーマに大掃除をしたり、バスタブやキッチンをピカピカに磨いたりします。
誰とも話さなくてよいし、誰にも邪魔されず黙々と好きなことに没頭していれば余計なことを考えずに済み、お部屋と一緒に気分もスッキリしますよ。
たまには贅沢をして自分を甘やかす
秋になって「秋刀魚が食べたいな」と思っても海外では近所のスーパーにはありません。
日系のお店はかなり品揃えもよく大抵の物は揃いますが、物価やレートを考えると日本の2-3倍は軽く超えます。
ですから日本から送ってもらった日本食はとても貴重で普段はちびちびと大切に食べています。
コンビニスナックやカップ麺などもなかなか手に入らないですし、日本食を売っているスーパーは、値段が3倍くらいするんですよね。
日本食はとても恋しくなるんです。
でもストレスが溜まってきたなと感じるときは、そういった「とっておき」を食べて楽しいひと時を過ごしましょう。
最近の私の「とっておき」は友達から送られてきた「チャルメラ バリカタ」です。
こちらでは手に入らない貴重な品ですからこれを食べて元気をもらってます。
積極的に外に出てみる
一人の時間もいいけど、家に籠りっきりだとどんどんストレスが溜まりませんか?
ちょっと近くの公園なんかをぶらぶら散歩するだけでも、ワンちゃんのお散歩中の人やジョギング中の現地の人とあいさつを交わせたりして一人じゃないんだなーって感じられますよ。
現地の日本人とつながりを持つ
どこの国でも日本人コミュニティはあります。私はうちで子供の誕生会を開いたり、ママ友宅へ子連れでお邪魔したりする機会を利用して子供達が遊んでいる間に日本人同士でおしゃべりに花を咲かせます。
そう頻繁ではなくても言葉の心配や文化の違いを気にせずに普段の愚痴や子供のことなど話せるし、現地情報などの交換もできて助かっています。実際会って話せるので心強いですしね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
海外生活も長くなると大抵のことでは驚かなくなりましたが、やっぱりいつまで経っても日本は恋しいものなのです。
この記事がこれから海外生活を始められる方、今まさにその渦中におられる方のストレスや孤独感の解消の助けになれば嬉しいです。
あまり気負わずとも何とかなるものですから、気楽に海外生活を楽しめるようになれるといいですね。