タイのローカルフードとは?在住者が選ぶマニアックな7選を解説


タイ・バンコク旅行の醍醐味といえばやっぱり屋台での食事!

現地の人たちの熱気に包まれながらオープンエアで気持ちよくローカルフードを味わえるのは屋台街ならではの極上の楽しみ。

まだ食べたことのない人もタイ独特の甘酸っぱい辛さや南国フルーツなどローカルスイーツにきっとハマるはず!

そこで、今回はバンコク長期滞在6年のわたしが、ローカルでもイケる料理や飲み物を7つ選んでご紹介します。


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それでは、はじめますね。


これぞローカルの味!タイの生活やタイ人の嗜好が感じられる7選


意外と知られていない、あるいはバンコクで遊び歩いても素通りしてしまうローカルの味があります。

わたしが選んだ7つとはこちらです。


タイのローカルフード7選



  1. ナマズの串焼き
  2. 焼き鳥の屋台で立ち食い
  3. 地元のソムタム
  4. 氷でギンギンに冷えた赤いジュース
  5. 屋台のグアバの切り身
  6. 屋台のマンゴーの切り身
  7. スイーツ「カノム・トゥア・キヨウ」

それでは、詳細を説明いたしますね。

1.ナマズの串焼き



バンコクの川にはナマズがうじゃうじゃ生息しているんです。

ちょっと覗くだけで、彼らの姿を目にすることが出来るぐらい。

そんなナマズをタイ料理では、使われます。

わたしのおすすめは、串をナマズの口から差し込んだ姿焼きです。

この串焼き、見た目はかなりグロテスクで、色は真っ黒け!…で、日本人なら敬遠したくなるに違いありません。

ところが、食べてみると予想に反した美味に驚くこと間違いなしです。

そんなナマズの串焼きが、街のあちこちの屋台でよく売られています。

ナマズの大きさによって、値段と数が違ってきます。

小ぶりのナマズ(10cmぐらい)なら、3匹一緒に串に刺されて焼かれます。

その上は、20cmぐらいからは、1匹の串焼きになります。

デカイものは30cmぐらいで、これが主流でしょうか。

味も、これが一番おすすめです。

値段は、3匹の小ナマズですと、20~30バーツ程度。

大きな一匹の串焼きは、下から20~40バーツぐらいです。

屋台のおばちゃんによって値段はまちまち。

大切なのは、焼き加減とタレ!!!

でも、見た目が真っ黒だから、よくわからないんですね(汗)

買うなら、だいたいその場で焼いているナマズ、あるいは焼き直してくれる物を選びましょう。

人が居ないから、まずそう…なんて、それはハズレです。

路地のなにもないようなところに、ぽつんと絶品のナマズの串焼きを売るおばちゃんも実はいるんです^^

どこが、なにが美味しいかと言うと、個人的にはうなぎより数段上です!

うなぎの蒲焼は美味しいけれど、タレにごまかされている感じもします。

それに、うなぎの蒲焼を毎日食べようとも思いませんよね?

でも、ナマズの串焼きなら毎日でも平気です。

実際、わたしは数ヶ月そんな食事をしていましたから(汗)

焼き加減はやはりおばちゃんの腕にかかっているわけで、屋台によってかなり違うと思います。

大きく分けるなら、レア、ミーディアム、ウエルダンです。

おすすめは、ミーディアムとウエルダンの中間です。

レアは、かなり肉が柔らかく、臭みが残っている場合がありますし、やはり川のものですから寄生虫とかの心配もあります。

ミーディアムは、かなりイケます。

ウエルダンでもいいんですけど、理想は表面がパリパリで中が柔らかくてナマズの脂がジューってのが最高です。

それが、ミーディアムとウエルダンの間と、わたしは位置づけています。

これなら、しっぽのパリパリから始まって、あのこんがり感がたまりません^^

そして、ガブリと皮やヒレを食べると、柔らかい身が絡まりついてきて、口いっぱいにホクホクのナマズが味わえます。

微量な味の変化にぜったい驚くはずです。

そんな高級レストランに出してもいい一品を40バーツで味わえるなんて、信じられますか?

さらに、通(私だけ?)は、最後に硬い頭の殻を割って、脳みそを食べるんです。

なんとも言えない味がからまりあって、満足するはず。

これは、レアやウエルダンでは、残念ながら味わえないんです。



2.焼き鳥の屋台で立ち食い




バンコクにはいろんな屋台があります。

焼き鳥系が多いと思います。

ここでご紹介したいのは、屋台での立ち食いです。

どこの屋台でも、ご飯(屋台ではもち米のハーニャオ)も1つ5バーツで売られていますから、食べられます。

しかし、立ち食い専門?の屋台は、さらに食欲をそそるあるものがついてきます。

それは、屋台独自のお惣菜、漬物、自家製タレなどです。


これが、かなり美味しい!

これとハーニャオだけで、お腹が一杯になるぐらいで、味も最高です。

 

とかく肉系が多いタイ屋台ですけど、立ち食い屋台は野菜も多く準備してくれて食べ放題です。

焼き鳥は、1本10バーツ。

 

豚の腸詰めなら、20バーツぐらいです。

鳥の手羽、豚肉、どれも美味しいです。

 

焼き鳥だけ買って、持ち帰ることも可能です。

だいたい、タクシーの運転手やトゥクトゥクの運転手が多いような印象ですね。

 

焼き鳥一本にしても、10バーツ(34円ぐらい)で肉は大きいし、切り身の数も多いです。

日本の串焼きの1.5倍から2倍ほどです!

 

立ち食いならではの豪快さも、タイの雰囲気を味わえて、最高の気分になれるはず!

冷たいビールを買って、その場で飲んでもぜったいウエルカムです。

 

その場で食べることでローカルに触れられ、旅の良い思い出になるに違いありません。


3.地元のソムタム

 


ソムタムはとても有名なタイ料理の一つです。

もともとはイサーン料理のようですけど、美味しいから爆発的に広まって、タイのあちこちで食べられるようになりました。

 

なので、タイ旅行がはじめての日本人もツアーなら、絶対口にしていると思います。

タイ料理の中で、日本人が知っている一品のナンバーワンかもしれません。

 

さて、それでもここでわたしがおすすめしたいのには理由があります。

ローカルのソムタムをお試しあれ!

 

タイ人が食べる屋台のソムタムは本場のソムタムだと言えます。

ツアーや食堂やフードコートで頼むときのソムタムは、だいたい外国人用、日本人向けに味付けをちょっと変えてくれています。

 

もちろん、最初から辛いのだめ!「マイペッ」とか頼むこともあります。

屋台でも、親切なおばちゃんもはじめに聞いてくるぐらいに、辛さを控えめにするようです。

 

でも、タイ・バンコクに足を運んで、地元の味を探索したいと思うなら、まずはソムタムに挑戦してもらいたい!

確かに、辛いけど、旨い!…たくさん食べれないかもしれないけど、その強烈な味はあなたをうならせるでしょう。

 

だいたい、日本人向けとなると、入れる唐辛子の数を1本か2本に少なめにし、さらにピーナッツや干しエビを入れて、甘いソムタムを作ります。

もちろん、それもソムタムです。

 

でも、地元の人がよく食べるソムタムは、おおむね唐辛子も5,6本で、ナンプラーもドバーっていれます。

にんにくや他の香辛料も多目ですね。

 

最後は、ちょっと本人に味見してもらう場合も多いです。

これで、屋台では30バーツぐらいです。

 

それで味がどのように変わるかと言うと、食べた瞬間ちょっと間をおいて、舌に刺すような痛みが起こります。

強い香辛料が一緒になって、口の中が爆発したような感じを覚えるでしょう。

なので、最初から大食いは禁物です。

 

フォークにちょっと引っ掛けて、青パパイヤを食べるぐらいがちょうどいいです。

それでも、辛味が口の中全体に広がり、頭の天辺まで伝わります。

 

でも、旨い!って、言わせる旨さが屋台のソムタムには、あります。

おすすめの食べ方は、ソムタムをハーニャオと一緒に食べるんです。

 

こうすると、辛子明太子に熱々ごはんじゃないですけど、食欲ががぜん出てきて、ハーニャオにソムタムがとてもよく合うんです。

ぜひ、試してみてくださいね!


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4.氷でギンギンに冷えた赤いジュース



屋台でご飯を食べるとき、お店では冷たい水あるいはタイのお茶を出してくれます。

でも、多くのタイ人、とりわけ若い人でしょうか、別に飲み物を頼むのを見かけます。

 

コーラ類が多いみたい。

食事できる屋台とは別に、飲み物だけを専門に売る屋台もかなり多いです。

 

コーヒー系とフルーツ系に分かれると思います。

よく飲まれるのは、砂糖いっぱいミルク、どばぁ~のコーヒーと男性ならコーラですね。

 

ところが、女性はというと、かなりの割合で、ある赤い氷ジュースが飲まれているようです。

同じように、赤いシロップを氷に入れるだけの飲み物なんですけど、男が飲んでも旨いと思いますよ!

 

タイ女性の嗜好、気持ちの一端がなんとなく理解できたような、そんな錯覚を抱かせてくれるんじゃないか。

それで、わたしはこれを男性日本人旅行客にも試してもらいたいと思うわけです。

 

普通のツアーでは味わえない、ローカルの穴場です。

それで、頼むときに「ソーダ(炭酸水)」っていうと、ソーダ割にしてくれて、こちらのほうが美味しいと私は思います。

 

飲み干したら、氷が残っていますから、別に自分で炭酸水あるいは水を補給しながら、飲み続けるのがわたしは好きです(汗)

値段は、カップ1杯で20バーツから30バーツです。

 

お店によっては、まれに炭酸水じゃなく、ライム割があります。

こちらもかなりいい味出していますね!

 

お値段はちょっと高目の30バーツ以上でしょうか。


5.屋台のグアバの切り身を食べて、即旨いと感じたらすでにあなたも通!



グアバは日本でも知られている南国のフルーツ。

でも、どんな形とか味を知っている人は少ないでしょう。

 

ビタミンCがとても多いとか、お肌にいいとかで、女性の話にはよく出てくるフルーツの一つです。

タイでは、果物の種類はとてもたくさんあります。

 

なので、どれが一番とかは言えませんけど、切り身のフルーツを売る屋台を観察していると、グアバやスイカ、パイナップル、マンゴなどがよく食べられています。

でも、とくにグアバに関しては、かなりの量を食べているんじゃないかと、わたしは感じています。

 

グアバを頼むタイ人がやたら多い!

女性も男性も。

 

若い人もおばちゃんも!

おまけに、運転手が乗客が少ないバスを運転しながら、片足を台に乗っけてグアバを食べるんです。

 

「おいおい、運転は?」って、内心わたしは心配しましけど・・・

おじさん、こっちを向くと、ニコッとしてグアバを差し出すんですから、憎めない^^

 

グアバは、確かにジュースにすると、とても美味しかったです。

でも、生のグアバは、水分もほとんどないし、パサパサって感じなんです。

 

ですから、わたしとしては、それほど好んで食べるフルーツじゃないです。

タイ人は、砂糖と唐辛子をまぶして食べる習慣があって、それが最高のようですね!

 

だから、美味しいからおすすめというわけじゃなく、多くのタイ人が毎日のように消費するグアバを一度は食べてみてほしいわけです。

一袋20バーツ程度です。

6.屋台のマンゴーの切り身は上品でおすすめ




マンゴーほど、日本人を含め多くの人の口に合うフルーツも少ないように思います。

さらに、いろんなマンゴーが楽しめるんです。

 

なので、ここでおすすめするのは屋台のマンゴーの切り身です。

だいたい旅行のツアーやレストランのデザートとして食べるのはよく熟したジューシーなマンゴーです。

 

甘く、とても美味しく何度も食べたくなる味です。

ところが、マンゴーはジューシーだけじゃない!

 

それが、屋台で味わえるんです。

ちょっと、気品ある上品な味!って言えるでしょうか。

 

身がしまっていて、ジューシーというより、サクサクッて感じです。

食感がまずいいです!

 

甘さ控えめで、歯ごたえがたまりません。

色も熟したオレンジよりやや淡い感じです。

 

これで、20バーツですから、爆買いして、ホテルの部屋でたらふく食べたくなるような気分にもなるかもしれませんね。


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7.お腹の調子を整えてくれる魔法のスイーツ、カノム・トゥア・キヨウ!




カノム系(お菓子)屋台に、隠れて地味なスイーツがあります。

お菓子の屋台なら、だいたい10種類ぐらいは台に並べてあるのが普通です。

 

ご紹介したいのは、カノム・トゥア・キヨウです。

カノムはタイ語でお菓子と言う意味です。

 

「トゥア・キヨウ」は、緑豆です。

袋詰されたトゥア・キヨウは、だいたい10バーツから売られています。

 

袋から出して、器に入れると見た目はぜんざいのようです。

小豆が緑豆に変わった感じです。

 

緑豆の大きさは、大豆、小豆、そして、緑豆の順番ですね。

米粒よりちょっと大きいぐらいでしょうか。

緑豆は日本にはない!

大豆あり、小豆あり、黒豆ありの日本ですけど、緑豆はないんです。

買えるのは、通販経由で輸入品を手に入れるしかないみたい。

 

一袋300円程度だと思います。

中国や韓国の東アジアそして、東南アジアでも広く食べられている食材です。

 

なので、本場の緑豆あるいは緑豆料理を食べる機会は、海外!だけと言えるかもしれません。

緑豆の効果が凄い!

な~んだ、豆か!って、納豆をイメージされるかもしれません。

豆類ですから、似たいような栄養はあるでしょう。

 

ただ、唯一緑豆にだけ備わっている恐ろしいパワーがあります。

これが理由で、おすすめするわけです。

 

それは、解毒!

解熱もいいようです。

 

中国では、夏の暑い時期に、食欲が落ちて食べたくないときに緑豆のおかゆを食べたりします。

解毒で有名なのは、韓国です。

 

過去に、テレビドラマ「テ・チャングム」が大ヒットしました。

日本でも放映されましたね。

 

チャングムのお母さんが濡れ衣を着せられて、毒殺の刑に処せられました。

しかし、現場で毒をもったとき、同僚の女性がチャングムのお母さんの口に緑豆(の汁?)を飲ませました。

 

お母さんは死んだものとみんな信じていたんですけど、なんと毒をぜんぶ吐き出して、息を吹き返します。

助けた男性と結婚して、チャングムが生まれたというのが、ストーリーの出だしです。

 

史実かどうかはわかりませんけど、それだけ緑豆の解毒作用は有名なんですね。

緑豆の解毒作用をわたしもバンコクで体験!体が劇的に復活!

そんな効能を知ったのは、後のことです。

偶然、屋台で見かけたトゥア・キヨウを食べただけです。

 

そしたら、その場でお腹にいい意味で異変が起こりました。

神降臨!ってな感じです。

 

わたしは、慢性下痢症と思えるぐらいに、お腹が弱く食べたり飲んだりすると下るんです。

特に、冷たいものは絶対NG

 

だから、バンコク生活はとても苦しかった…というか、煩わしかったです。

ところが、屋台のトゥア・キヨウを一袋、お昼ご飯のあとデザート代わりに食べました。

 

そしたら、お腹が変。

ゴロゴロしない!

 

平和~~って、言いたくなるぐらいの感じで、のどかなお腹になりました。

もちろん、トイレに行く必要はなくなりました。

 

毎日食べるようになると、今では、がぜん冷たいジュース、冷えた水2リットルを飲んでも平気です。

体の毒が出た!って思っています。

 

普通の甘いぜんざいみたいなスイーツがわたしの生活を一変させたんです!

カノム「トゥア・キヨウ」は実は自分でも作れる!

気を良くしたわたしはどうしても自分で作りたくなりました。

理由は簡単です。

 

屋台に行ってもトゥア・キヨウがないことが多くなったから(汗)

で、わかったのは、超簡単な食材です!

 

豆というと、大豆でも小豆でも一晩水につけておく…というのが普通かと思います。

ところが、緑豆は鍋に水と一緒に入れて、そのまま火にかけるだけ。

 

男でも30分で出来るレシピです。

ただ、甘くするのに砂糖を使いますが、はじめから砂糖を入れるのはNG

 

緑豆をお湯でぐつぐつ煮て、殻が割れ、柔らかくなってから砂糖を入れて煮込みます。

砂糖は、サトウキビの砂糖より、黒砂糖のほうをおすすめします。

 

白砂糖はたぶんNGでしょう。

日本のビジネスマンとくに30代、40代はなにかと体にトラブルを抱えている人が多いと思います。

 

いろんな原因が考えられますけど、ぜったい毒がたまっているはずです。

正露丸を飲んでもダメ、太田胃散100袋飲んでも効かない人にはぜったいおすすめです。

 

わたしみたいに、一発で毒が出ることもあるかもしれません。

わたしが発見した超ローカルなスイーツです!

タイのローカルフードについても詳しい情報をご紹介しています!
↓↓↓
バンコクのプラカノンで日本で食べれないレバ刺しを食した体験記




まとめ


不衛生でちょっと危険なイメージが先行して避けてしまう人もいるかもしれないけれど、

実は毎日新鮮な食材を仕入れている店が多かったりする屋台です。

高級レストランでは味わえない雰囲気もまた格別ですよ。

言葉は通じなくとも、すぐに馴染めるのは屋台ならではのアットホームな良さ!

まずはおすすめの7選制覇したら、ぜったいタイのイメージがこれまでと変わると思います。

タイ生活の登竜門的な食べ物ばかりで、ますますどっぷりタイにのめり込みたくなるのは間違いなし!

滞在中の日本人でも知らない、食べたことない物もあり、数日にしてあなたもタイ通になれますよ^^

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