タイで車の運転は荒い!気を付けるべきポイント15個を解説!


私は仕事の関係でタイに在住して2年が立ち、ほぼ毎日バンコクから1時間半ほど離れた顧客先まで運転をしております。

最初は「日本と右ハンドルで一緒だし大丈夫だろう~」って軽い気持ちで運転生活をスタートしましたが、想像を絶するほど恐ろしい経験をする羽目になりました。

何と言っても、タイでは本当に衝突事故が絶えません。

実は、昨日も目の前で車と歩行者が衝突するのを目撃したほど、少なくても2か月に1度は事故現場を目撃します。

私たちがどれだけ注意していても、相手は全く気を付けておらず、突進してくるのがタイです。

本日は、これからタイで運転されるご予定の方へ向けて、これだけは気を付けて頂きたいポイントを15個にまとめお届けしたいと思います。


Sponsored links



タイでの運転で気を付けるべき15ポイント


  1. バイクの逆走・追い越し・飛び出しには要注意

  2. 赤信号も関係なく思い切って左折して下さい

  3. 民間バスの割込み方にはびっくり

  4. 駐停車はウィンカーでもOK

  5. 高速道路の入口について

  6. 高速道路の通行券のとり方

  7. 高速道路の速度について

  8. 高速道路でスピード違反で捕まらないためには

  9. トラックから小石落下には注意

  10. 前方が古いミッション車の場合

  11. ハイビームで威嚇してくるドライバーさんが多い

  12. ブレーキランプが切れてる車もよくあります

  13. カーフィルムについて

  14. 二車線道路がなぜか三車線道路になってることも

  15. 駐車場のあるある


それでは、詳細をお話していきますね。

1.バイクの逆走・追い越し・飛び出しには要注意


タイではバイクタクシーという便利な交通手段がもありますが、これが私達ドライバーにすると曲者です。

というのも市内の小道は半端ないバイクの量です。

まさにハエのようですよ!

日本のようにバイクは左側を走るという交通ルールもなく、平気で追い越し、飛び出し、逆走までしてきます!

右見て左見て進むっていう風習がないのかと。

タイで運転される際は「あのバイクこっち来るかも」みたいに想像しながら運転される事をオススメします。



2.赤信号も関係なく思い切って左折して下さい


タイは赤信号であろうが左折出来るのがルールです。

私も初めは慣れなくて、赤信号で停止してしまい、後方車からよくクラクションならされました(泣)

徐々に慣れてこられると思いますが、初めは前の車に便乗して、赤信号でも左折してみましょう。



3.民間バスの割込み方にはびっくり


車もバイクも割込んでくるのですが、市内を走る民間バスのは想像以上です。

車間距離が全然空いてなくても全く関係なく、横転しそうなぐらいの角度でグイグイ入ってきます。

バスが付近に近寄ってきた場合は、潔く前方を譲りましょう!



4.駐停車はウィンカーでもOK


道中でマップをみたい!コーヒー買いたい!ちょっと止まりたい時、タイではパーキングランプ点滅ではなく、ウィンカーを使う人が多くいます。

実際、私も教習所のタイ人先生からはウィンカーを点滅させて、駐停止するよう教えられました。

理由はわかりませんが、国によってそんな違いもあるのですね。


5.高速道路の入口について


タイの高速入口は本当に分かりづらいです。

タイではよく高速の下に沿って信号のない一般道(本道)が走っており、通常の一般道(側道)へ出れる出口が中々ないのが曲者ですね。

高速入口は側道から入るため、調子よく本道にいると高速入口が見えても側道に出れず、逃してしまう事も多々あります。

ナビは本道走行を案内する事が多いため、ナビに頼りすぎず、高速入口の少し手前で側道出口があれば出ておいた方が無難。



6.高速道路の通行券のとり方


タイの料金所では、人が手渡しで通行券を渡してくれるレーン・自分で車載器からチケットを取るレーン・Easy Passレーン (ETCみたいなもの)に分かれております。

Easy Passは遠めからでもわかるように、看板がありますのでEasy Passレーンには並ばれないようにご注意下さい。

違うレーンに行っちゃうとかなりのひんしゅくものですよ!


7.高速道路の速度について



タイの皆さんは、渋滞が無ければここぞとばかりに一般道でもハイスピードで走行しています。

特に高速道路に関しては100km/hが通常です。

タイの高速道路に慣れると、日本の高速道路で走れるのかが不安になってきます。

初めてタイで高速に乗られる場合は、前方車も後方車もハイスピード出してきて、たまに焦らさせれる事もありますが、慣れるまでは、左レーンのトラック後方につき、自身のペースで走行される事をオススメしますね。

自己したら何にもならないですから。

Sponsored links



8.高速道路でスピード違反で捕まらないためには


タイの高速道路にも慣れてこられた時、よくあるのがスピード違反です。

タイでも日本同様に隠しカメラがあり120km/h以上で光ります。私も運転を始めて3か月後ぐらい、調子に乗ってスピードを出していたら、罰金通告が5回ぐらい届いた事もありました(泣)

ただ、タイ人スタッフ曰く、カメラが反応するのは右レーンだけだとの事で、タイの方々はカメラ場所が近づくと、左レーンに車線変更する技を使うみたいです。

これはあくまでも裏技ですので、お急ぎでない以外は120Km/h以上は出さないよう心掛けましょう。




9.トラックから小石落下には注意


地方の一般道を走ってると、砂や小石を積んだトラックがちらほらいますが、要注意です。

多くのトラックは詰めるだけの砂・小石を盛って積んでいるので、走行中に落ちてきます。

実際に私も前方トラックの小石がフロントガラスに跳び、銃弾で撃たれたかのような穴があいた事もありました。

これってタイあるあるで、小石のせいで、ガラスが割れるんですよ。

それをほっておいたら、いつの間にかビリビリになるみたいな。

前方にこんなトラックがいたら、出来るだけの車間距離をあけて走行して下さい。



10.前方が古いミッション車の場合


地方へ行けばピックアップトラックも増えてきますが、坂道で前方に古いミッション車が停車している場合、少し広めに車間距離をあけておきましょう。

発進する際に下がってくる可能性があります。

特に、スクムビットのエンポリウムの駐車場から出てくるときは、要注意です。

坂道発進がしんどくて、上手くできなくてズルズル下がって、もうちょっとでぶつかりそうでした。


11.ハイビームで威嚇してくるドライバーさんが多い


道端で口論なんて日常茶飯事の光景というほど、タイの方々は本当に喧嘩早いです。

特に、ハイビームで威嚇してくるドライバーさんも沢山いますので、挑発には乗らないようにお気を付け下さい。


日本も交通事故がたくさんありますが、タイではその比ではありません。

煽り運転もタイではよくありますし、路上でけんかしていることも見たことがあります。


12.ブレーキランプが切れてる車もよくあります


前方車のブレーキランプを見て、ブレーキを踏まれる方も多くいらっしゃるとは思いますが、タイではブレーキランプが切れたまま走っている車がよくあります。

飛び出しバイクや車線変更も多く急ブレーキが絶えない中、ブレーキランプのメンテナンスくらいはしっかりして欲しいところですが。


Sponsored links



13.カーフィルムについて


日差しが強すぎるタイでは暑さを防ぐため、ガラスへ遮光フィルムを貼るのが主流ですが、時々、異常に黒い濃度80%を使用している車があり、誰が乗っているのか何をしているのかなど中が全く見えません。

日本では考えられないですが、警察の取締りもないようですので、前方でフラフラ運転の車がいる場合は注意しましょう。


14.二車線道路がなぜか三車線道路になってることも


追い越し走行が当たり前のタイでは、皆さん白線なども気にしていません。

「見た目三車線になっているけど、ここって二車線じゃなかったっけ?」って思うこともよくありますが、タイではそんなことを言ってられないほどの大渋滞の日々です。

我が先の精神も徐々に備わってきてる自分が怖いですね(笑)



15.駐車場のあるある


とにかくどこに行っても車が溢れていて、駐車スペースが空いていない状況に遭遇することも多々あります。

そんな時、空くまで待つといった常識はなく、パズルのように重ね重ねで駐車するのが当たり前です。

そのため、前に車が止められてて出れない!って光景もよくありますがご心配なく。

皆さんギヤーを“N”にされており手動で簡単に動きますので、警備員さんに手伝ってもらって動かしましょう。


私の交通事故歴


何度か事故経験はありますが、一番印象深いのは、高速道路の料金所で順番の列に並んでいたところ、前方にいたベンツがDとRのギヤーを間違えたようで、私の車にハイスピード出してバックで激突してきたんです。

そのベンツの中から降りてきたドライバーは、全身ルィヴィトンで20代前半の、いかにも金持ち息子でした(笑)

タイでは、5日間ぐらい誰でも免許取れちゃうため、アマチュアドライバーさんが多いみたいですね。








まとめ


いかがでしたでしょうか?タイでの運転は、厳しい交通ルールも少なく危険も多いですが、その分、慣れると日本ではもう運転出来ないかもっと思うほど楽に走行が出来ます。

私の経験上、気を抜かず細心の注意を図っておけば、トラブルに遭遇してしまうも少ないかと思います。

また、バンコク郊外には、車でしか行けない田舎町や絶景ポイントも沢山ありますので、是非、この機会にタイでのご旅行や生活に運転を取り入れ、より快適で充実した時間をお過ごしいただければと思います。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ