タイでのダイビングのスポット7選をタオ島在住者が徹底解説
この記事をご覧になっておられるという事は、タオ島のダイビングスポットに興味があり、タオ島へダイビングへ行く予定の方かもしれませんね。
タイ南国の「小さな秘境タオ島」の魅力溢れるダイビングポイントを現地ダイバーの視点からご紹介したいと思います。
今回もタオ島でダイバーをしている友人からのレポートです!
最初にタオ島の説明をお話しますね。
目次
タオ島ってこんな島だよ
タオ島は全長7km、幅3kmの小さな島で約20のダイビングポイントが点在しています。
外洋に位置するポイントは3箇所、ダイナミックな地形とバラクーダ、ギンガメアジなど群れが一押し!
「ゴールデンウォール」とTVで紹介されたキンセンフエダイの群れなど圧巻です!
根のトップは一面イソギンチャクが群生するなど他の海に類似しない独特な環境が見られます。
島周りのポイントは水深も浅く流れも殆んど無い為、カメラ派のダイバーには粘りやすく撮影がし易いのがポイントです。
地形、砂地、サンゴ礁とポイントにより様々で逃げないハゼ!が一押し!!
ダイビングはすべてボートダイブで近いポイントは2分、遠いポイントで30分位なので船に弱い方でも安心です。
世界的にも珍しく1日の潮の満ち干が1回しかない為、独特の生態系をなしています。
殆どのポイントが流れも無く、ビギナーからシニアダイバーまで安心してダイビングする事が出来ますよ。
そんな中、大物が出そうもない!と思われがちですが、バラクーダ、ギンガメアジ、テルメアジ玉は常連、そしてジンベエザメまで見るチャンスがあります。
以下の動画は、タオ島で撮影されたジンベイザメの動画です。圧巻ですね~
人見知りしないギンガハゼ、メタリックシュリンプゴビーからトウアカクマノミや各種ウミウシまで流れの無い中、ゆっくり撮影、観察する事が出来ます。
ゆっくりダイビングしたい、撮影したいお客様や流れに弱いお客様には是非お勧めですよ。
それでは!いよいよ「タオ島ダイビングポイント7選」のご紹介を始めますね!
タオ島ダイビングポイント7選
最初にダイビングポイントは以下の地図を確認下さいね。
- Aow Leuk : アオルーク、ヒンガム
- Chumphon Pinnacle: チュンポンピナクル
- Green Rock: グリーンロック
- Hin Wong Pinnacle: ヒンウォンピナクル
- Japanese Garden: ジャパニーズガーデン
- Laem Thian: ラムティアン
- Lighthouse: ライトハウスベイ
イカの地図がタオ島の地図です。ご確認くださいね。
1.Aow Leuk : アオルーク、ヒンガム
流れ:弱い
レベル:初級者~
水深:5~15m
レベル:初級者~
水深:5~15m
見どころ
タオ島の南端からやや東よりに面しているこのポイントは西風が吹きやすい夏場にはお勧めのポイント。真っ白な砂地が広がるこのポイントはリーフ沿いを流せば浅いサンゴ域に群れるスズメダイ、イエローテイルバラクーダの群れなどが見られます。
砂地を流せばハゼ各種、砂地に点在する根を周れば根に付いているソリハシコモンエビ等のエビ各種やオニダルマオコゼが住み着いている根があります。
2.Chumphon Pinnacle: チュンポンピナクル
流れ: 時に強い
レベル:中級者~
水深: 15~40m
レベル:中級者~
水深: 15~40m
見どころ
タオ島屈指のダイブサイト。
タオ島に来たら必ず潜って欲しいです。
外洋にドーンとそびえ立つ隠れ根のこのポイントは回遊魚が1年通して見られ、流れも少ない事からビギナーからシニアダイバーまで安心して楽しむ事が出来ます。
1年を通し、グレイリーフシャーク、バラクーダ、ギンガメアジ、ツバメウオの群れなどが見られます。
根の上のハナビラクマノミの群生は圧巻。
ジンベエザメ遭遇率が1番高いポイントです。
以下の動画は、タオ島のChumphon Pinnacle (チュンポンピナクル)で撮影された動画です。魚影が濃いですし、素晴らしいですね~
3.Green Rock: グリーンロック
流れ: 時に強い
レベル:中級者~
水深: 10~30m
レベル:中級者~
水深: 10~30m
見どころ
タオ島のダイブサイトの中で指折りの地形ポイント。
一方ウミウシが熱いポイントでもあります。
流れが当たる事から美しいミノウミウシの仲間などが見られます。
いくつもの巨石が折り重なりスイムスルーが多いこのポイント。
砂地にはキヘリモンガラの巣が点在しているので注意です。
ワヌケヤッコやロクセンヤッコの幼魚も見られますよ。
4.Hin Wong Pinnacle: ヒンウォンピナクル
流れ: 時に強い
レベル:中級者~
水深: 10~30m
レベル:中級者~
水深: 10~30m
見どころ
タオ島の中で最もソフトコーラル(トサカ類)が綺麗なポイント。
時に流れが速いが水深25m付近のトサカの群生は幻想的です。
バラクーダの群れやカメが泳いでいる事も!
ハープコーラルなどの群生の中に上手く擬態したヨロイウオ、ゴルゴニアンシュリンプ、イボイソバナガニなどのマクロ生物も豊富です。
5.Japanese Garden: ジャパニーズガーデン
流れ: 殆どなし
レベル:初級者~
水深:5~15m
レベル:初級者~
水深:5~15m
見どころ
タオ島とナンユアン島に挟まれた穏やかなポイント。
浅場のサンゴの群生が日本庭園の様、と開拓者が命名したとか。
キッカサンゴの群生やハナガササンゴの群生が見事です。
両脇の岩場も地形が面白い!
サンゴ場にはチョウチョウコショウダイの幼魚やオバケインコハゼ、砂地にはギンガハゼやメタリックシュリンプゴビーなどが見られます。
6.Laem Thian: ラムティアン
流れ: 時にあり
レベル:初級者~
水深:5~30m
レベル:初級者~
水深:5~30m
見どころ
タオ島で地形ポイントの一つ!いくつものスイムスルーや直角にそびえ立つ巨岩など迫力満点。
深場の砂地にはガラスハゼやフタホシタカノハハゼ、ヨロイウオなど、ウミウシ類なども見られます。
岩の隙間には大型のアカマダラハタやテングハギの仲間が見られます。
7.Lighthouse: ライトハウスベイ
流れ: 湾の外側で時にあり
レベル:初級者~
水深:5~20m
レベル:初級者~
水深:5~20m
見どころ
タオ島の中で最もハードコーラルが綺麗なポイント。
水深5m前後の浅場を流せば各種のサンゴが所狭しと群生しています。
湾の外側は岩場の地形が楽しめます。
岩の隙間にはブルースポッテッドスティングレイやジャンキンスレイなどが寝ていることも。
岩肌にはブチウミウシ他、ウミウシ各種が見られます。
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まとめ
まだまだ皆様にご紹介したいダイビングサイトはたくさんありますが次回のお楽しみにしていてくださいね。
又、ダイビングスタイルはリゾートステイ、午前2ダイブ、午後2ダイブ、ナイトダイビングも可能で1日最大5本潜れるほどポイント近く船に弱い方にもお勧めです。
タオ島に来たらダイビング三昧でも良し!半日ダイビング、半日スパ、マッサージもお勧めです。
タオ島の陸もダイビングも満喫してみてはいかがでしょうか!