タイの現地採用で高給取りになるには!5つのポイントを公開


ようこそ!タイの現地採用へお越しいただきました。

日本のストレス社会を抜け出し、ここタイでサバイサバイな社会人ライフを満喫されていますでしょうか。

そして満足なお給料はゲットされていますでしょうか。

『物価が安いから、安い給料でも大丈夫』と自分に言い聞かせてはいませんか?

給料が安いイメージのあるタイの現地採用ですが、日本で働くより高給を採っている人って意外と多いのですよ。

そのうちの一人として、現地採用歴10年の私が皆さんに高給取りになる為の5つのポイントをお教えしますね。


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現地採用者が高給取りになる為の5つのポイント

 

  1. エンジニアになる

  2. 最初の半年間は鬼作業 日本人上司の信頼を得る

  3. 日本本社の信頼を得る

  4. 社外に出る

  5. 転職


最初にですが、私のタイでの転職&給与の移り変わりを発表しますね。
1社目が、8万B 福利厚生は海外旅行傷害保険
2社目が、13万B 福利厚生は海外旅行傷害保険
3社目が、15万B 福利厚生は車貸与、家賃補助1万B

それでは、具体的にいきますね。

1.エンジニアになる


皆さんはタイでエンジニア職が圧倒的に不足している事実を御存じでしょうか?

私は採用担当としてタイでエンジニアの求人を出した経験があります。

その時に知った衝撃の事実、それはエンジニア経験があってタイでの就職を希望されている日本人がたった200人しかいないということ。

言い方はよくないかもしれませんが、その中には名ばかりエンジニアも結構含まれています。

事実その時、工作機械を扱ったことがある方と募集したにもかかわらず、自動車整備を少しかじった方、薬局の販売員、日本食レストランでサービスをされていた方などが堂々と応募してこられて厳しい現実を知りました。

募集開始からすでに2年が経過しましたがまだ見つかっていません。

これは私の会社だけでなく、3年4年探し続けている企業さんも決して珍しくないのです。

これだけ貴重なエンジニアですから、能力があれば当然待遇だってよいに決まっていますよね。

エンジニア経験のない方も文系卒の方も諦める必要はありません。

なぜならここはタイ、2,3年エンジニア経験を積めば十分威張ってエンジニアと名乗れるほど、競争力が高くないのです。

今あなたがエンジニア職でなかったら、今すぐにでもエンジニア見習いを始めましょう。

営業や事務系ではなかなか稼げないですよ。高給取りへの第一歩、それはエンジニア職へ就くことと断言します。


2.最初の半年間は鬼作業 日本人上司の信頼を得る


あなたの給料って誰が決めると思いますか?

もちろんそれはあなたの上司に決まっています。

上司に嫌われたり、仕事をしない奴とレッテルを張られてしまうと、そこからの挽回はほぼ無理と言って過言ではありません。

それに初任給って、あなたの実力を知らずに決められるわけなので、最初の昇給のタイミングまでに相手に認めてもらえれば、適正な給料までジャンプアップすることも十分にありえます。

要は初めが肝心ですのでサービス残業とか細かいことに文句を言わず、まずは社内会議で発言できるレベル、お客さん対応ができるレベルくらいまでは時間なんか気にせずに鬼作業しましょう。

そして、その姿勢を上司に見せつける、頑張っていることを最大限アピールすることも重要です。

それを半年間続ければあなたの社内での評価は不変のものになりますので、徐々に力を抜いていっても大丈夫です。

高給取りになる為にスタートダッシュは最重要ですね。


3.日本本社の信頼を得る


現地採用の最大のウィークポイントは何かご存知でしょうか?

ヒントは駐在員にあって、現地採用にないもの。

勿論、その分野の知識や経験にも差があるのかもしれませんが、絶対的に敵わないもの。

それは日本本社とのコネクションです。

彼らは日本の本社や支店での活躍が評価され、晴れてタイ駐在という栄光のポジションを掴み取った人達ですから、本社の人たちからも一目置かれる存在なのです。

タイ支店だけで解決してしまう案件ばかりなら本社とのコネクションなど必要ないのかもしれませんが、本社を絡めなければ成り立たない案件は非常に多いのです。

本社の人たちからすれば、私たち現地採用など、『お前誰?』の世界でして、そんな私たちの頼み事など聞いてくれるはずもありません。

それでは彼らの信頼を勝ち取る方法をお教えしましょう。

それは、彼らがタイに出張してきた際、送り迎えや食事など積極的にアテンドすることです。

なにしろここはタイ、タイ人の扱いや仕事の進め方、料理さえも注文できない出張者は、あなたを必ず頼ってきます。

有利な環境であなたの存在価値をアピールできれば、それから先は昔からの同僚だったかのように無理を聞いてくれる関係になります。

本社の協力が得られるようになれれば一人前、ぶっちゃけ駐在員不要になっちゃいますので、その分あなたの給料に加算なんてことも夢ではないですよ。


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4.社外に出る


スキルをつけて、本社とのコネクションも築いたら、次は社外に目を向けましょう。

何度も言うようですが、ここタイではソコソコ出来る人材、特にエンジニアが不足していますので多くの会社が問題を解決できずに困っておられます。

そんなお困りを解決できるエンジニアがお客さんへ訪問すると大変喜ばれ、必要があれば外部の人が入れないような場所にだって入れてくれます。

昼を跨げば特別に日本食のお弁当を用意してくてることもありますし、とにかく至れり尽くせりです。

そして、問題が解決出来たら、シンプルに大変感謝され、それは当然上司の耳にも届くことになり、本社にだって知れ渡ります。

そういう感謝の声がやがて会社の営業成績を上げ、さらにはあなたの地位と給与アップにもつながるという図式です。




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4.転職


スキルを磨き、社内の地位を確固たるものにし社外のお客様の評価を獲得するには最低でも3年ぐらいはかかるのではないでしょうか。

そしてその頃になると 大体自分の給与の限界が見えてくるはずです。

もしあなたが、その給与に満足できるのであれば、そのままの会社に残るのもありですし、もし満足できないのであれば転職することを考える必要があります。

ではどうやって転職するのでしょうか?

ズバリ、これまで仕事にかかわってきた人からの紹介か、取引先に雇い入れてもらうか。の2択です!

この二択のみが高給を出してくれる転職先となります。

なぜなら、あなたの実力を知らない企業が、いきなり高給を出すはずが無いからですね。

あなたが社外の取引先に売っていた恩がここで高給となって返ってきます。







まとめ


紹介した手法は私がたどった軌跡でもあります。

実はこれら意識してとった行動ではなかったのですが、今思い返してみると、この通り行動すれば再現性はかなり高いような気がしてなりません。

いくらタイで日本人が貴重だと言っても、思考停止で働いて、高給取りになれるほど甘くはありません。

しかしここは日本のようにライバルが多く、頑張っても報われない社会ではないのです。

やはり圧倒的に人材が不足しているのは確かでして、少しの努力で引く手あまたの人材になれてしまいますよ。

まず勝負は3年です。

そこをうまく通過できれば、日本よりも高給を取って、タイの物価で生活できるのですから、サバイサバイに決まっているじゃないですか。

現地採用歴10年の私が言うのですから、間違いないですよ。

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