加工設備の検収時の立会いに確認するべき9つのポイントを解説


加工機械を購入する時、当然ながら、設備が試作できる状態になれば、メーカーへ行き、立会い検査を行いますね。

問題なければ検収するのですが、一度でうまくいくことは中々ありません。ですが、立会いの検査で問題があるのに検収してしまうと設備が納入されてから、その設備の不備を指摘しても遠方から改善をしに来るのは非常に大変です。


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加工機の導入時の立会い確認ポイント

  • 設備のカバーをきちんと確認する

  • 各ネジ部がゆるんでないか

  • 完成品の品質確認をする

  • 油漏れがないか

  • 異常音や振動はないか

  • コンピュータソフトのバグは無いか

  • サイクルタイムが設定どおりか

  • 各センサーがきちんと作動しているか

  • 非常ボタンはきちんと作動するか


それでは、説明していきますね。

設備のカバーをきちんと確認する


設備のカバーは大切ですよね。設備内で事故があったときは、カバーがあれば、カバーの外には治具やワークは飛んでくることはありません。

また、加工設備によっては、油を使用するものもありますね。今回うちの会社が注文した設備も加工時に油を使用します。

油を使用するので、カバーがきちんと密閉されていないと油が飛び散りますよね。

今回、うちの会社が失敗したのは、カバーが付いていな状態で、立会いをしてしまい、カバーはあとから、設置するという話にしてしまいました。

普通はきちんとカバーを付けてくれると思っていたのですが、加工するとカバーから油がダダ洩れでした。

油が漏れて床が油まみれになると、キレイな工場にはなりませんからね。 カバーは基本ですけど、気を付けた方が良いですよ。


各ネジ部がゆるんでないか


加工設備には、締結部分には、ネジが使われている場合が多いです。ネジ部は基本的には、増し締めしていて、緩まないことが前提ですよね。

各ネジ部を緩んでないか確認しましょう。中途半端に締めていたら、いつか緩んできて、加工設備が破損するかまたは品物が品質不良を起こす可能性があります。

ですから、各ネジ部については、緩んでないか確認をしてみてくださいね。


完成品の品質確認をする


加工設備で加工できたら、品質確認をしてくださいね。寸法通りにできていなければ、改善しなければなりません。

先日も加工設備の立会いがあったのですが、その設備でネジ切り加工を行うものなのですが、ネジがきちんとできているかどうか、図面通りになっているか、寸法はもちろんのこと外観検査もしなければなりません。

寸法はだいたいOKですが、外観検査で不具合が見つかるケースがよくあります。

ワークに傷がついていたり、打痕になったりと目視でみて問題があれば、改善してもらうようにしてくださいね。


油漏れがないか


先程のカバーの件でも説明させて頂いたのですが、油漏れがあったら、工場が汚れます。カバーだけではなく、設備の下側やタンク回りも確認してくださいね。

溶接の継ぎ目が悪かったりしたら、油漏れがしやすいです。最悪はオイルパンを設備の下に敷かなくてななりません。

そうすると床にはこぼれませんが、不細工ですよね。できれば敷きたくないですよ。オイルパンはね。

ですから、油漏れについては、気を付けてみてくださいね。


異常音や振動はないか


回転運動する旋盤や加工機に多いのですが、回転数を上げたり下げたりできる機能が付いていたりすると適性な回転数で加工すると設備の剛性に問題があると、異常音や振動が出る時がります。

異常音や振動があれば、機械に負荷がかかっていることは間違いありませんから、改善してもらうようにしてください。

そのままほっておいたら、設備の寿命に影響がありますし、品質的にも悪影響しかありません。是非気を付けてください。


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コンピュータソフトのバグは無いか


昔と違い、今の加工設備は電子制御で稼働するものが多いですよね。そしてプログラムソフトが入っているのが普通です。

バグがあれえば、異常な動きをする場合があります。また、工具が破損してもアラームが出力せずに設備が停止しない場合があります。

普通はないですが、電子制御の部分メーカー自社で行わず、請負の業者さんや個人でフリーで行っている方にお願いするとそこまで丁寧に確認していなくて、バグが出やすいです。

ですから、電子制御の部分、特に稼働中に異常時には設備が止まることを確認してくださいね。


サイクルタイムが設定どおりか


仕様の打ち合わせで、取り決めた通りのサイクルタイムで品物ができているかどうかの確認をしてみてください。

1秒でも違えば、月に換算すると大変な数量の違いになりますよね。

生産能力に影響も出てきますし、目標通りの各数量が望めない場合も出てくる可能性があります。製造メーカーにとって、サイクルタイムは、品質と同じく大事ですから、しっかり確認をお願いいたします。


各センサーがきちんと作動しているか


各センサー類、リミットスイッチ類が正確に稼働しないと、各データが信用できない数字になりますし、設備異常になる可能性もあります。

また、品質的に問題のある製品が加工される可能性があります。取引実績のある会社で、何度もそこから購入している場合ではそんなに問題ないかもしれませんが、特に初めての取引を行う会社は、設備クセや会社自体のポリシーなど不明な点が多いですよね。

ですから、センサー部分もしっかいチェックしてください。

私の会社の例ですと、初めての取引でその会社から設備を購入したのですが、センサーのランプはついているが、異常時にアラーム出力しないことやセンサーの襤褸はついているが、電子制御上で回路、そのセンターが何の意味も持たないことになっているなど、問題点がありました。

発見するのは難しいですけど、要チェックです。



非常ボタンはきちんと作動するか


設備は安全第一ですよね。品質も大切ですが、作業者がケガをしたら大問題です。基本ですけど、異常時に非常ボタンが作動するか確認しなければなりません。

設備が故障している可能性もありますし、品質的に問題のある加工をしている場合や作業者に危害を及ぼす可能性もあります。

すぐに非常ボタンを押せて作動できるか確認して下さいね。

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まとめ


いかがだったでしょうか?
確認ポイントは以下の9つです。
設備のカバーをきちんと確認する・各ネジ部がゆるんでないか・完成品の品質確認をする・油漏れがないか・異常音や振動はないか・コンピュータソフトのバグは無いか・サイクルタイムが設定どおりか・各センサーがきちんと作動しているか・非常ボタンはきちんと作動するか

業者によっては、経費節約のために、確認不足やきちんと整備されていない場合もありますのでしっかり確認して良い設備を購入して頂ければ幸いです。


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