電子書籍のメリットとデメリットの感想を10個づつ紹介


突然ですが、私の実家の家族は読書家ぞろいで蔵書が何千冊もありました。オヤジは歴史小説、母は文学集、兄貴はSF小説と【読書家は偉い】という家族の中での暗黙のルールみたいな家で育ちました。

そんな家で育ったせいか、ショッピングモールに行くと必ず書店にいってしまう性格です。月に数冊は読むくらい本好きです。

最近は、家も小さいので本の置き場に困りはて、とうとう電子書籍に手を出しました。もうかれこれ、2~3年になる中年おっさんの電子書籍の読書ライフから得たメリットとデメリットをご紹介しましょう!

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まず最初にデメリットについてですが、

電子書籍のデメリット

  • 目が疲れる

  • 貸し借りや売ることがができない

  • 使い勝手が紙の本より慣れていない

  • 読了後の満足感や達成感は紙の本よりは劣る

  • 書き込みがしにくい

  • 読みたい本が電子書籍化にまだされてない場合がある

  • 読了後の記憶が薄っぺらい!

  • どこまで読んだかすぐに把握できない

  • 部屋のインテリア的なオブジェにはならない

  • スマホの寿命で読めなくなる可能性がある


それでは、詳細を説明していきますね。

目が疲れる

確かに長時間読んでると目がショボショボしてきます。パソコンを長時間やるのと同じ感覚です。私の場合ですが、長時間での連続の読書は控えています。目が疲れますからね。
自分の健康診断の結果からですが、視力の低下は無いので単純に目が疲れるんだということですね。

私は夜間に読むときは、【夜間モード】にしています。いろいろなモードで背景色が変更できるし、明るさの程度も変更できるので自分に合った液晶表示で読書が楽しめるでしょう。


貸し借りや売ることがができない

電子書籍はスマホ・タブレット等に格納されているので、普通の紙の本のように貸し借りができません。また、読了した後、ブックオフ等で売ることもできません。

これは残念です。貸し借りできないから、気軽に本を渡して読んでみてとは言えないから自腹で購入する・購入してもらうことになりますね。

私の場合は、仕事関係で必要な本で会社の皆に読んでほしい本は、紙の本を購入します。それで会社のみんなに回し読みしてもらうようにしています。電子書籍の方がかさばらないですが、こればっかりはしょうがないですね。

使い勝手が紙の本より慣れていない

紙の本はそれこそ自分が小さいときから慣れているので本の読み方で難しいとは思わないですよね。

電子書籍の場合は、ページをめくる際に、変な場所を押しちゃうとページは次ページには行かずにライブラリ画面が出てきたりします。慣れるには時間がかかりますし、ちょっとイラっときます。

私の場合は、楽天koboを使用しておりますが、これが腹立つんですよ。画面の変な場所をポチッとしたら、以下の画面になります。もう一度押せば画面は戻りますがイラっとしますね。


読了後の満足感や達成感は紙の本よりは劣る

普通の紙の本は読んで読了したら達成感がありますが、電子書籍は感じられません。なんでですかね?あともうちょっとで読み終わる的な感じが欠けるから最後まで読んでももう終わり?ってなっちゃいます。

最近では、この本を読みました。



ネタバレしたらダメなのであらすじは言いませんが、自叙伝ですが超面白かったです。男に生まれた限りは彼のような人生を送ることが最終目標のような気がします。

それはさておき、自叙伝なのでいつ終わるか分からなかったんですが、普通の紙の本だと最後のページは分かりますよね。

電子書籍だと、下の画像を参照していただくとページ数が55/55となっているので、この章の最後のページだと分かるのですが電子書籍の最後のページか分からないのでまだ次の章があるのかもと思ってしまいます。


書き込みがしにくい

普通の本だと鉛筆・マーカーなどで自由に書き込みできますね。電子書籍の場合は難しいです。私が愛用しているスマホの楽天koboアプリですが、書き込みが可能です。(一応)でもすんごい手間なんです。

画面上で長押しして・・・と時間がかかります。
紙の本の方が断然簡単です。

読みたい本が電子書籍化にまだされてない場合がある

これはしょうがないのですが、新刊が出てから電子書籍版がでるようです。特に楽天koboは、遅いらしくなかなか新刊が出ません。

koboが悪いのではなくて各出版社の問題のようですが・・・
こればっかりは、気長に待つしかないですね。

中には電子書籍では発売しないものもあります。これは原作者が見開きで見てほしいから電子書籍では発売させたくないとかの利用もあるようです。

読了後の記憶が薄っぺらい!

個人的な意見ですが、読んだ本にもよるのでしょうが、電子書籍で読んだ本はイマイチ記憶に残ってない気がします。昔紙の本で読んだ『半沢直樹』や『永遠のゼロ』は本の内容が映像として記憶している感じがします。

一方、電子書籍で読んだ『紀州のドン・ファン』『京セラフィロソフィー』などはあんまり映像として記憶してないです。テレビ化・映画化されるような大作と言われるようなものを電子書籍で一気に読むと映像として記憶に残りやすいかもですね。

どこまで読んだかすぐに把握できない

一つの章が50ページとすると45/50 と表示されているのでその章でどのくらい読んだかは瞬時に把握できます。ですが全体のボリュームのうちどこまで読んだかはすぐには把握できません。紙の本であればすぐに分かりますよね。その辺りがまだまだイマイチですね。

把握しようと思ったら、読んでる途中でライブラリに戻ってみないと分かりません。(koboの場合)



青地のラインのとこまで読んでるという意味です。イチイチ戻らないといけないのでめんどくさいですね。

部屋のインテリア的なオブジェにはならない


よくテレビで○○大学の××専門家の△△教授にインタビューしている映像とか流れると必ずその教授のバックが本がバックなんです。上記画像のような感じですね。

それはとても絵としたら映えますね。でも電子書籍じゃあディスプレイにならないです。そういう意味です。なんか本に囲まれてると偉いんだ的な雰囲気を醸し出しますからね。実際はそうじゃなくても・・・

私的にはデメリットとしました。

スマホ・タブレットのバッテリー寿命で読めなくなる可能性がある

スマホやタブレットにはバッテリーの寿命があるのでバッテリーが切れたら読めませんね。私のスマホは最近iPhone7に変更したのですが数か月前は、iPhone5でした。3年くらい使っていたのでバッテリーの消費が半端なかったんです。

朝バッテリーが100%でも昼には50%を切り、夕方には20%を切る勢いでした。これじゃあ電子書籍は怖くて読めませんよね。確かに補助用の充電器は持ってますが、緊急用なので普通は使用しません。

iPhone7になってからはそんなことないので大丈夫ですがバッテリー切れのリスクは常にあります。


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次に電子書籍のメリットを紹介します。

電子書籍のメリット

  • とにかく安い

  • 続き物ならすぐに購入して読める

  • 持ち運びが便利

  • 本棚が不必要でかさばらない

  • 劣化しない。汚れない

  • 他人からぱっと見で何を読んでるか分かりにくい

  • 買い難い本でも買える

  • 暗い場所でも読めちゃう

  • 文字のサイズが変更できる

  • 読書中の語句の検索ができる


それでは、詳細を説明していきますね。

とにかく安い

まずこれにつきますね。 紙の本は値段が高い。電子書籍は紙の本と比べると1割くらいは安いです。これはほんとに助かりますね。

ちなみに最近買った本で京セラの創業者の稲盛和夫さんの本ですが、
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紙の本は、2,592円です。電子書籍は2,052円です。540円も違いますね。全然お得感があります。本にもよりますが1割くらいは安いので電子書籍の方が買いですね。

続き物ならすぐに購入して読める

特に漫画や続き物の小説等ですが、次も読みたいと思った時、ネットが繋がってる状態ならすぐに購入できてすぐに読めます。紙の本なら書店で購入するかネット販売で購入して数日待たなくてはなりません。

読みたいときにすぐ購入&読書状態に入れるのは便利ですね。続き物でなくても話題の本が読みたいと思ったらその瞬間に購入&読書ができるのでこのメリットは助かります!


持ち運びが便利

紙の本なら持ち運ぶのに重いし邪魔ですね。電子書籍ならスマホに入れとけばいいのでかさばらないです。出張時の新幹線等の移動時やちょっとした時間が空いたときなどすぐに読めるので便利です。

先週家族でショッピングモールに出かけたのですが、嫁と子供らは買い物に夢中でしたが、私は用事がないので、モール内のベンチ座って読書タイムです。電子書籍なんでスマホで読書です。

便利な世の中になったもんです。


本棚が不必要でかさばらない

デメリットでは、オブジェにならないからと言ったのですが、普通はかさばるかし場所も占有されるのでなるべく本棚は少ない方が無難です。我が家の小っちゃな書斎に本棚ありますが、邪魔で仕方ないです。

電子書籍なら場所を取りません。本棚も不必要です。大きな家なら問題ないでしょうが会社も家もスッキリさせてる方が良いので電子書籍は非常にすぐれものです。


劣化しないし汚れない

紙の本は、使用していたら当然劣化しますね。また、汚れたりします。電子書籍はスマホ・タブレットの外観は経年劣化しますが、電子書籍の中身は劣化しません。

よくあるのが久しぶりに本棚にある歴史小説を読み直そうと思って取り出してみると本にはホコリが沢山たまっていてちょっと日焼けしており読む気分が失せるときがあります。

電子書籍の場合は、ホコリをかぶるとか日焼けとか無縁です。購入した当時の品質を保っててくれます。


他人からぱっと見で何を読んでるか分かりにくい

電子書籍は光の加減によって本人には見えるけど、他人がのぞき込んでも見えないです。なので、プライバシー保護の面でも安心です。

ちょっとエロい本とか自己啓発の本とかって他人に見られるのはちょっと恥ずかしいですね。

昔話ですが、タイに居たころ、同じマンションの家族と仲良くなりました。それでたまたま正月にシンガポールに旅行に行ったときたまたま同じ飛行機だったんです。

私は気にしながらも愛読書の【お金持ちになる方法】をバレないように読んでいたのですが、その家族には、読書してるのをバレていて、年賀状に『旦那様はお金持ちになりましたか?』みたいな事を書かれてハズイ気持ちになりました。

その当時のことを思い出すと泣きそうになります。プライバシー保護の観点からも見えにくいのは良いことですね。

買い難い本でも買える

これはいわゆる大人の本です。普通の書店のレジで購入するのは恥ずかしい系の本です。これらの本は誰にも会うことなく、家でひっそりと買えます。

世の中にはいろんな趣味の人がおられます。一般向けの書店では無いようなマニアックな趣味の本も電子書籍なら取り揃えております。これらの本も家でひっそりとポチッとすれば手に入るわけです。

便利になりましたね。宅配で送られてくるわけでもなく、スマホで購入ですから電子書籍で発行していたらそれだけで購入OKです!

暗い場所でも読めちゃう

暗い場所でも、それこそ寝る前の電気を消した状態でも読めます。紙の本ではそのようにはいきませんね。


上記の画像の画面は、楽天koboの夜間モードです。これで暗い場所でも普通に読書できます。

時々、夜中の4時くらいに目が覚めてしまい、テレビもつまらないのでそういう時に活躍します!と言ってもまた眠くなって寝てしまいますけどね。


文字のサイズが変更できる


文字サイズがお好みに変更できます。私なんかもう老眼が入っているので、文字が大きくないと読みずらいです。これで虫眼鏡やルーペやメガネなど使わずに読書ライフを満喫できます。

下の画像が一番小さい文字です。

下の画像が一番大きい文字です。

読書中の語句の検索ができる

下の画像はある本で『銀座』という語句を検索しました。本の中には44箇所もありました。それはどうでもいいことですが、その44箇所の一つの『銀座』という語句を押せば
そのページに行きます。

この例は悪かったですが、何か良いフレーズを覚えていて、そのフレーズを検索するとそのページに戻れて、前後の文章を読みかえすことができます。

なかなか良い機能ですね。読みたい場所に戻れるのがポイントですね!





おまけですが、以下の内容も捨てきれなかったので書きました。

仰向けで読んでもしんどくない

これは、スマホの話ですが、タブレットは重いですので除外とさせてください。紙の本なら薄い本でも片手では読めませんね。

スマホなら片手で十分なので片手で持って仰向けでも読書できます。ゴロンとしながら読書するのがリラックスできますよね。そんな時は仰向けやうつ伏せなどいろんな体勢で読める方が良いです。

スマホなんで、軽いので楽々でいろんな体勢で読めストレスもありません。これでどんどん読書が進むはずです。

まとめ

いかがだったでしょうか?電子書籍はデメリット・メリットいろいろありますが、個人的な意見を言わせていただきました。

何と言ってもお手軽です。読みたいときに読めてすぐ読める状態になるし、軽いんだから言うことなしですね。

総合的には、電子書籍で読書するメリットはあるかと十分思います。
電子書籍ライフはまだ2年くらいですが十分満足しております。これからも続けていくでしょう。

もしご興味があれば、電子書籍ライフを一緒に満喫しましょう!


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