タイの物価ってどう?日本と東南アジアの国とを比較してみて
私はタイに住んでいた期間も長いんですが、当時は物価が安いと思って日々生活していました。
その後、日本へ帰ってきたら、いろんな人にタイの生活や、物価の話を訊かれたんですが、話をしていると、実際は日本と比べて安いかどうか分かんなくなってきたんです。
タイでは、輸入品は、すごく高いんです。とくに、車などは、大きさや馬力にもよりますが、関税が300%はかかるんです。
じゃあ、輸入品以外の日用品などは高いのか安いのか、気になるところですよね。そこで、タイの物価を日本や東南アジアの他の国とで比較してみました。
タイにいる日本人の間では、昔から、たとえ話で、『日本とタイでは、物価の違いは、概ね3倍くらい違う。』と言われていたんですが、詳しく調べてみるといろんなことがわかってきましたよ。
これからタイで暮らす予定があるなど、向こうの物価に興味のある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
この情報は、2016年8月26日の記事です。
外国為替レートは刻々と変化しており、両替レートもそれに合わせて変動しますので、ここで紹介している数字はあくまで参考例として捉えてください。
ビックマックの値段
マクドナルドのビックマックの値段は、ビックマック指数と言われて、為替相場を推測するための指標となります。名称 | 価格(円) | 価格(各国通貨) |
---|---|---|
タイ | 367円 | 112バーツ |
日本 | 370円 | 370円 |
ベトナム | 317円 | 60,000ドン |
ビックマックの値段はあんまり変化ないですね。日本だったら、マクドナルドのビックマックは、高校生でも普通に食べますよね。タイではマクドナルドはちょっとセレブ感あります。裕福な人でないと、マクドナルドでハンバーガーは食べません。
見栄を張って食べる人はいますが・・・
なぜなら、ラーメン(バーミーナーム)は、屋台で150円くらい、それに比べて、マックのビックマックは、2倍はする値段なので、タイの一般庶民は、ビックマックではなく、ラーメンを食べます。
調べてみた結果は、ビックマックの値段の比較では、あんまり変わりません。これでは、判断できないですね。
ちなみに、タイのビックマックと日本のビックマックの味はほとんど変わりません。
タイ人が食べるポピュラーなタイ料理をご紹介しております。日本人の口にも合う料理です。値段もリーズナブルなので興味のある方はどうぞ!
バンコクに行ったらタイ料理!日本人に合うおすすめランキングで解説
日常品の比較
名称 | シャンプーの種類 | 価格(円) | 価格(各国通貨) |
---|---|---|---|
タイ | パンテーン 140ml | 117円 | 39バーツ |
日本 | パンテーン 200ml | 340円 | 340円 |
ベトナム | パンテーン 700ml | 339円 | 77,720ドン |
これはパンテーンのシャンプーですね。量が違うのでパッと見てわかりにくいですが、100mlあたりで換算してみると日本は高いですね。それに比べるとタイは安いですが、ベトナムもかなり安いことがわかります。
日本の若者は、朝シャンするんで、日に2回シャワーを浴びますが、普通は1回ですよね。タイでは、ほとんどの人は、朝と夕方と2回シャワーします。
当然、シャンプーも使用量は、日本人より多いです。だけど、値段はタイの方が約半分の値段ですね。
暑いからですね。私が会社で、『1日1回しか、シャワーを浴びないとよ。』タイ人スタッフに言ったときの、驚愕の顔(ばっちいものを見る顔)は今でも忘れられません。
ちなみに、タイでは散髪代金は、約70円くらいです。僕が行ってた店は、ハサミを使わず、全てバリカンでやります。
なので、必ず、仕上がりは、カリアゲですね。
刈り上げが嫌な方は日本人が経営している散髪屋さんに行っていましたが、400~600バーツ(約1,400~2,100円)が相場ですかね。
電気料金について
タイは、ご存知の通り、暑いです。1年中、最高気温が、30度以上あります。だから、エアコンは欠かせません。
もちろん、扇風機も必要不可欠で、寝る寸前まで、エアコンをつけてて、寝るときに、扇風機に切り替えます。
だから、電気代は非常にかかります。それでも、約3000円/月です。日本で毎晩エアコンを使えば1〜1.5万/月はいきますね。
日本とタイの貨幣価値の感覚の違いについて
ざっくりですが、タイに住んでいた時、上司に言われ、実際に感心したことがあります。
それは、3倍の法則です。タイで10万円あれば、30万円分の価値があると感じていました。20万円なら60万円です。
ですから、タイでの生活は、割と暮らしやすいです。
タイで日本食は、日本より高いです。
タイにある日本のラーメン屋さんは、日本円換算で1000円以上する店もたくさんあります。私が家族と住んでいたときは、外食はほとんどしませんでした。
タイでの日本食の外食は、時々食べる程度にして、ほんまもんは、日本で食べましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?この記事を読んでる方は、タイで生活する予定のある方も多いかも分かりませんね。
タイでは生活必需品は、日本の物価より約1/3くらいでしょうか。大手の駐在員の場合は、日本でも給料が出るので、無駄使いしなければ、その給料はほとんど使わないで貯金できるはずです。
私の友達で、タイに駐在になって家族でバンコクに来た人がいるんですが、トイレットペーパーや酒のつまみの柿の種まで、日本から船便で送ってきた人がいました。
会社負担だからいいけど、日用品は、タイにもあるし、安いので、必要なものだけを準備したらいいですね。
タイでの生活したら生活費がどのくらいかかるかまとめてみました。興味のある方はどうぞ!
タイに移住したら生活費はどのくらい?元駐在員がまとめてみました
タイでせっかく生活するんであれば、タイ・ライフをエンジョイしながら、貯金もして一石二鳥で頑張ってください!