バンコクに住むなら絶対オンヌット!6つの長所をタイ歴10年が解説
バンコクには5万人以上の日本人が住んでいると言われていますが、ここ2~3年のうちに急激に便利になったせいで、日本人居住者もうなぎ上りに増えているエリアがあるのです。
それが何処だかお分かりになりますか?
そうです!正解はオンヌットです。
なぜこんなに人気が爆発したのか。
オンヌット在住10年の私がオンヌットの6つの長所をお教えしますね。
バンコクに住むならオンヌット!6つの長所とは
- 日本人居住者が少ない
- 家賃が安い
- 家賃ご飯が安いが安い
- オンヌット市場がある
- マッサージ通りがある
- 美味しい日本食がある
それでは、詳細を確認していきますね。
1.日本人居住者が少ない
まずはこれでしょうということで解説していきます。
オンヌットも昔に比べると確かに日本人が増え、街を歩けば日本人に出会うことが多くなりました。
しかしながら、スクムビットのプロンポンやトンローのように犬も歩けば日本人にあたるというような状態ではありません。
なにしろあちらは日本人居住率100%のアパートがゴロゴロしているのですよ。
『それってもはや日本ではないのか?』って思っちゃいますね。
日本人同士の近所づきあいが大変だってよく耳にします。それに引き換えこちらはせいぜい10%あるかないかでしょう。
周り近所に何の気を使わなくて済むのがタイスタイルでして、これは一度味わったら日本式には戻れないと思います。
それに親日のタイ人って多いのですが、貴重な日本人に対してやさしくしてくれるのも結構いい気分なのですよね。
2.家賃が安い
プロンポントンローの家賃ってどれくらいか知っていますか?
私の友達がBTSプロンポン駅から徒歩5分にあるコンドミニアムに住んでいました。
よく遊びに行っていたのではっきり覚えていますが、部屋は20平米ほどのリビングとコンパクトなキッチンがあり10平米ほどの小さなベットルームがある、いわゆる1BRの物件。
築5年ぐらいで確かに綺麗な部屋でしたが、家賃が6万バーツと聞いてびっくり、現地採用の給料と同じじゃないですか。
一方オンヌットはどうかというと、2万バーツあれば1BRは余裕で、2BRもいけちゃいますね。
もちろんBTS徒歩圏内ですよ。
ちょっとエリアを広げると6,7千バーツのアパートもゴロゴロありますからね。
私がタイに来た10年前は、オンヌット通りの6千5百バーツの部屋に住んでいましたが、遊びに来た日本人はその家賃を信じてくれなかったくらい、モダンで綺麗なアパートでした。
今でもオンヌットにはお得な物件が沢山ありますよ。
3.ご飯が安い
今や日本食レストランが至る所にあるバンコクですが、ラーメン1杯250バーツ、ご飯と餃子に水もつけて、税金とサービス料が入れば、簡単に5百バーツが飛んで行ってしまいます。
日本円換算で約2千円弱ですよ。
ビールでも飲もうものなら、一瞬で千バーツ越え、オーマイゴットですよね。ここはバンコクですよ。
美味しいタイ料理があるじゃないですか。
ソンブーンしか知らないそこのあなた、確かにプーパッポンカリーは美味しいですが、やっぱり高すぎるのですよ。
そんなの毎日食べられるわけがないじゃないですか。
皆さんオンヌットに来てくださいよ。
言っておきますがオンヌットにソンブーンはありませんよ。
だけど、それに負けない旨い屋台がいっぱいありますから。
ボリュームたっぷりのクイッティアオは1杯35バーツ、イサーン屋台で腹いっぱい食べて、呂律が回らなくなるほどのお酒を飲んだとしても、お値段たったの5百バーツポッキリ。
こんな安くておいしい屋台がここオンヌットにはゴロゴロしていますよ。
4.オンヌット市場がある
年々物価が上昇しているバンコクですが、ここオンヌットもその例外ではありません。
物にもよりますが、10年前と比べ1.5倍程上昇した感覚ですね。
クイッティアオだって、当時は25バーツでしたが、今は35~40バーツですし。
庶民の味方、『BIG C』や『TESCO LOTUS』だって、タイの最低賃金上昇に伴って、値上げせずにはいられなかったのですよね。
そりゃあ日本人御用達の『フジスーパー』と比べると随分安いのですが、日常必要なものの値上げは地味に家計に響いてきますからね。
それだったら、タイで働くのを諦めようかなとお考えの皆さん、安心してください。
オンヌットには肉や魚、野菜果物などが揃う生鮮市場があるのです。
場所は『BIG C』のオンヌット通りを挟んだ向かい側。
『BIG C』側から見ると、そこに市場があるようには見えないのですが、細い路地を入ると、そこには生鮮市場が広がっているのですよ。
ここでは新鮮な肉や野菜がどこよりもお安く手に入りますよ。
5.マッサージ通りがある
タイと言えば、皆さん何を真っ先に思い浮かびますか?
トムヤムクンでもなく、エメラルド寺院でもなく、私の場合はタイマッサージなのです。
日本の指圧もいいのですが、タイマッサージを受けた後の、あの全身がスッキリする感覚は他ではなかなか体験できないと思うのです。
そんな素晴らしいタイマッサージのショップが軒を連ねる通りがここオンヌットにはあるのです。
それはスクムビットソイ79。
BTSオンヌット駅から歩いて『未来薬局』の角を右に曲がると、そこはもうマッサージ激戦区、わずか150mの通りにマッサージショップがなんと8件もあるのです。
これだけ店が多く競争が激しいので、価格は相場より安く、マッサージ師の腕は一級品が揃った店ばかりなのです。
タイマッサージ1時間わずか200バーツの激安ぶり。確かに10年前よりは100バーツも値上がりしました。
でもまだ、バンコク市内の相場よりは50~100バーツ安く、ハズレなしのより取り見取りです。
マッサージ好きの私はこれの為にオンヌットに住んでいると言って過言じゃないですよ。
6.美味しい日本食がある
まあ、私たち日本人ですから、いくらタイ料理が安くて旨いと言っても毎日はさすがにしんどい。
『旨い日本食が食べたい』と思うのはごく自然なこと。
確かに日本料理レストランが至る所にあるバンコクですが、スクムビット中心から外れると、本物の日本食って実はなかなか食べられなかったりします。
あれは3年ぐらい前のことだったか。
オンヌットでの生活も7年が過ぎ、『OISHIブッフェ』も『8番らーめん』も受け入れて生きていくしかなかったあの頃、オンヌットに居酒屋がオープンしたとの噂に真っ先に反応し、即座に足を向けたのです。
看板には『福いち』と書かれてあり、外観、ちゃんと居酒屋。お通し、普通に旨い。
関西人のソウルフード紅ショウガの天ぷらをメニューに発見した時は声に出さずに泣きました。
あれから3年、ラーメン、牛丼に居酒屋、ちゃんとした日本食が普通に食べられる街へ変貌したオンヌットにもう敵はいないと断言します。
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まとめ
オンヌットにはバンコクの下町風情、人情味あふれるタイ人、安くて旨い屋台が残りつつ、近代的なショッピングモールや日本食レストランなど日本人にも便利な街へ変貌しつつあり、いろんなバランスが丁度いい時期だと思います。
これから家賃だって上がってくるでしょうし、引っ越すなら今がチャンスです。
私はバンコクで3回引越しを経験しました。
でもその3回とも、オンヌットからオンヌットへの引越しなのです。
そしてこれから先、引越しをすることがあったとしても、もちろんオンヌットを出る気は一切ないですよ。