2019年のタイのソンクラン!水かけ祭りを現地在住の私がナビ!
タイのお祭りで有名なものの一つにソンクランがあります。
水をかけ合う別名「水かけ祭り」。
期間は、毎年、タイのお正月4月13日から3日間の期間です。
「な~んだ、水かけあって、何が楽しいの?」とか、冷めた目で見る人もいるでしょうね。
あるいは、「おもしれぇ~、バケツの水でもいいのか?やってみてぇ~」と乗り気な男性もいるはず。
確かに人それぞれです。
雪国の雪合戦を「雪投げて何が楽しいんだ!」と同じかもしれません。
そこで、実際のソンクランをバンコク在住6年のわたしが、見どころを解説しますね。
ソンクランにも実はいろいろパターンがあるんです!
それを知ったら、「わたしも、バンコクに行って観てみたい!やってみたい!」って気持ちが動くかも?
目次
ソンクラン中は陽気なタイ人がさらにキラキラになります!
ソンクランは、実は1週間ほど前から始まっている!と言ってもいいんです。
準備のことなんですね。
お正月の準備なわけです。
割と衣服の色彩が明るいタイ人ですけど、ソンクランになると、こぞってタイ風アロハシャツが街を埋め尽くします。
戴冠式を控えた今年のソンクラーンのトレンドは黄色のアロハ
— ザビエル古太郎 (@XavierKotaro) 2019年4月11日
但し不景気のせいで100Bでも買うのをためらう人が多いhttps://t.co/GElDlklTlp
別にタイ風ってわけじゃなく、タイの南国カラフルTシャツの表現のほうが私としてはぴったしです!
通りのあちこちでいくつものハンガーにかけられ、往来する人の目に強烈にとまります。
やはり、新年ですから、新しい気持ちと同時に、身なりも新しくしたいのはどこの国も一緒。
ソンクランに必要なアイテムとは?
水をかけ合うことを前提にお話しますね。
- ゴーグル
- 水鉄砲(バズーカ砲なみのデカさ)
- サンダルとか濡れてもOKなシューズ
- チョークの粉(これはタイ人たちが準備用意してくれています。ただ自分で相手に目一杯塗りたい人は必要!)
- 防水ケース(カメラや携帯などのため)
それぞれ詳細を説明しますね。
ゴーグル
別に、メガネでも構わないと思います。
しかし、ソンクラン会場や場所によって、水かけ祭りの過激度がぜんぜん違いますから。
突然、至近距離からのすれ違いざまに鉄砲発射を食らったことがありますがゴーグルが無いと大変なことになりますよ。
水といえでも、圧力があり、ゴーグル、メガネでなんとか防げたという経験があります。
ですから、本格的にソンクランに参加するなら、おすすめはゴーグル着用です!
来週13日にエデンバンコク(@EBE_Bangkok)でペヤングバーをやりますが、ちょうどソンクラン(水掛け祭り)の最中らしく、アロハシャツ、ゴーグル、水鉄砲を準備しました!これで勝てる!#エデンバンコク#ペヤング#ペヤングサロン#インターネットスラム#えらプロサロンに入れなかったサロン pic.twitter.com/jeSutUgttm
— パラモ🌴4/13エデンバンコクペヤングバー開催 (@paramo3700) 2019年4月5日
水鉄砲
これなくして、いまでは始まらない!感があります。
もちろん、バケツ、桶も使われるんですけど、通りを歩きながら、会場で戦う!場面では、必須のアイテムです。
会場周辺、スーパー、いたるところに、いろんな種類の水鉄砲は売られています。
この武器を持つと、あなたの性格が絶対変わります!
ストレス解消にナンバーワン^^
サンダル
旅行中は、履物も軽いシューズかと思います。
ソンクランでは、水を掛け合いますし、道路もビチョビチョ状態なので、サンダルがいいです。
ただ、滑りやすい安物はあまりおすすめしません。
ちょっとした、体の動きで、大勢を崩して転んだり、怪我の元になります!
ビーチサンダルでもOKなんですが、長時間歩くソンクランでしたら、もう少ししっかりした履物が足に負担が少ないでしょう。
チョークの粉
だいたい会場の一角、あるいは水を用意してくれている場所にたくさんあります。
でも、自分でチョークの粉をごそって、友だちの顔に塗ったくりたい!…そんな人は買いもありです^^
やはり、顔に塗られると気分が違いますよね。
ソンクランに参加してんだ!…みたいな現実感が出ますよ。
防水ケース
旅行者は、だいたい貴重品とかをバッグに入れて持ち歩いています。
ホテルに預ける場合もありますけど、多くの人は財布やスマホ、カメラはバッグだと思います。
ソンクラン中は、水をかけてくる人は、容赦なくザバーってやるわけです。
すると、機器類は水の心配があります。
水に濡れるのを防ぐためにも防水ケースは容易すべきですね。
タイのスーパーで買うのもOKですが、ここはやはり日本で購入した方がが良いかと思います。
現地で買って、品質が良くなくてスマホや財布が水浸しにならないとも限りませんからね~
実は、バンコクでもソンクランは1つじゃない!
ソンクランの準備品を見ると、なにやら戦闘モード全開の戦い^^をイメージしそうですね!
確かに、それぐらいの過激なソンクラン会場もあるんです。
ところがタイ人がみんなそうかと言うとまったく違うわけで、それぞれのソンクランをお祝いしています。
なかなか旅行客には目に入らないソンクランも、また魅力的です。
そこで、わたしが分類するソンクランの祝い方をご案内します。
旅行者も参加できる会場でソンクランを楽しもう!
昔は、ソンクラン期間は、タイ人・外国人関係なく、すべての人が巻き込んで祝っていました。
具体的には、普通に食堂でご飯を食べているときでも、水をぶっかけられる!…といったことなどです。
ですから、旅行者にしても、ソンクラン期間中の移動、行動は、楽しいけど、ある意味危険性も潜んでいました(汗)。
ところが、だんだん規制されるようになり、ソンクランを祝う場所や、水をかける人もちゃんと見られるようになったんです。
いまでは、外国人旅行客の中には、逆にフラストレーションをためる人もいるでしょう。
あなたも、きっとソンクランに参加して、思いっきり水ぶっかけてやる!!!派かもしれませんね。
幸い、今でも、そんなソンクランが望める場所があります。
ちゃんと、会場が設置されて、独特の現代版ソンクランになっています。
カオサン通りのソンクランは、もう別世界!ですね。
私のカオサンでの思い出は、まさに、水鉄砲じゃなく、ショットガン風のやつですね。
すれ違いざまに、いきなり顔をやられました。
圧力の凄さにびっくりしたのと、危険性を感じまたよ。
地元タイ人より、外国人(ファラン)の方がヤバイですね。
彼らは、ソンクランの礼儀を知らない・・・やたら、攻撃的に仕掛けてきますから。
タイ人だったら、道を歩いている私に静かに近づいて、申し訳なさそうに、桶の水を背中に流し込みました。
こっちは、暑いから、いい気持ちぃ~ってな感じです。
ですから外国人(ファラン)には気を付けてくださいね。
セントラルワールドやシーロムでも、ソンクランに参加して戦闘ごっこを楽しめます。
ですから、会場で思いっきり騒ぎたい方は、ちゃんとご紹介したソンクラン・アイテムを忘れないでくださいね。
水鉄砲あり、桶あり、ホースでの放水が圧巻です。
会場には決まってDJブースが設置されていて、気分も最高!
タイダンス特有の腰フリフリなど、思い思いにダンスミュージックで踊る人々で埋め尽くされるんです。
カオサン通りなら、疲れたらバーでドリンクってことも簡単ですから、かなりおすすめです。
道路を駆け回る若者たちのソンクランがド派手!
ソンクランは、街全体といっていいお祭りです。
会場以外でも道路を封鎖して、ソンクランを祝う若者たちが顔にチョークを塗ったくられながら、歩く姿もあります。
ただ、こうした場所では、地元の若者が中心で、外国人や観光客となると、かなり遠慮してくれます。
道路も同じです。
道端の一角で水桶にたっぷりの水を用意して、通りゆく車やトゥクトゥクあるいはバスなどに水をかけて遊ぶ若者や子供の姿が見られます。
やや控えめですけど、トラックに乗ったタイ人が応戦するのも見ものです。
また、トゥクトゥクを貸し切っての、4,5人ギューギュー詰めのレンジャー部隊もいいですね^^
それぞれにソンクランを楽しんでいる様子が十分伝わってきます!
それと、ほぼ区な質問として、水鉄砲の水が無くなったら補充はどうするのでしょうか?と思う方もいるかもしれませんね。
会場だったら、あちこちにタンクが用意されているはずです。
車で移動の場合は、水を入れた大きな桶も荷台に積んであります。
路地だったら、近所の人が用意してくれます。
場所によっては、1マガジン当たり5バーツですから、補給には注意が必要!
おのれ、弾薬補給は無制限かと思ったら、マガジンあたり5Bもコストが発生するとは…. pic.twitter.com/LPFNWMAaAB
— ekkamai45 (@ekkamai45) 2019年4月15日
>路地裏で子どもたちもソンクランごっこで楽しいお正月!
ソンクランは、だいたいがソンクラン好き、商店街の人たちで、場所も道路が多いです。
でも、ちょっと影に隠れて、ソンクランを祝うところもあります。
楽しさは、戦闘部隊のソンクラン会場や道路の水かけの応戦と、何ら変わらず、子どもたちが大人に見守られながら、はしゃぐんです。
これは、ソンクラン期間の前からすでに、毎日が休みの子どもたちならではです。
相手に、水をかけてるつもりが、自分で水を浴びたり、単に水をまいている様子がなんとも言えないですね!
こうして、ソンクランはバンコク全体で、お祝いを楽しんでいるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ソンクラン時期に、タイ旅行をされる人は、他の季節では目にすることのできないタイの顔を楽しめます。
ソンクランの良さを一言で言うと、解放、そして開放!
ゆっくりとした観光を計画するも良し、4月の暑いタイを自分で体験するも良し、日本ではぜったい味わえないタイを肌で実感できます。
タイ滞在が、数日間でも、1ヶ月でも、再びタイを訪れたくなるのは間違いないと思いますよ!
まずは、ソンクランをあなたの目でごらんになってみてください。