タイで国際結婚する時の手続きとは?5つの手順を徹底解説!


最近ではけっして珍しくなくなってきた国際結婚。

お互いの国を行き来したり、可愛い子供が産まれたら・・・ますます夢が広がります。

その前に、結婚を意識したら将来のためにもきちんとした法的な手続きはしておいたほうがいいはず。

私の場合はタイ在住ですので、タイで先に婚姻手続きを済ませてから日本で手続きをしました。

今回はタイ人と日本人がタイで国際結婚をする時の必要書類と手続きを5つに分けて説明していきます!


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では、5つの手順をみていきましょう。

タイでの国際結婚の手順とは


  1. 婚姻手続きをするタイ市町村役所の窓口で必要書類の確認をする

  2. 在タイ日本国大使館で必要書類を発行してもらう

  3. タイ国外務省領事局に行き認証してもらう

  4. 証人と通訳となってくれる人(各1名)と予定を調整する

  5. 最寄りのタイ役所へ提出



1番目の手順から詳しく話しますね。

1.婚姻手続きをするタイ市町村役所の窓口で必要書類の確認をする


自分達が婚姻届をするタイの役所にまず電話する・・これは意外に大事ですよ。

タイはお役所の人の裁量によって必要書類が省かれたり増やされたりしますから、まずは一度尋ねてみることをお勧めします。

私のタイ人夫が電話した時は「配偶者となる外国人の独身証明書と結婚資格宣言書を持って、通訳と証人を連れて平日に来なさい」と言われました。

他の市町村では受付が午前中だけとか、一日何組までとかの制限もあるようですので、余計な時間を費やさないためにも確認されたほうがいいと思います。

ちなみに、夫は何度も「これ以外の書類いるって当日になって言わないよね?絶対ね?」と念を押していました。


 


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2.在タイ日本国大使館で必要書類を発行してもらう


在タイ日本国大使館で必要書類とは、「独身証明書」と「結婚資格宣言書」のことですね。

まず、大使館に行く前に日本から戸籍謄本を取り寄せます。

私は念のため3通送ってもらいました。
 


大使館に行く時に必要な書類を上の表にまとめました。

参考にしていただけたら幸いです。

タイでお仕事をされている方は、会社から在職証明書と所得証明書を発行してもらいます。大学や語学学校のビザでタイに滞在されている方は在学証明書を学校から発行してもらいます。

これらの書類が手元に届いたら平日の午前中に在タイ日本国大使館に行きましょう。

在タイ日本国大使館に行く目的は、「独身証明書」と「結婚資格宣言書」を作成してもらうためです。

無事に証明書を発行してもらったら、それをタイ語に翻訳します。

夫がたずねた役所の窓口では、公式の会社印または通訳者の証明書があればどこで翻訳してもいいとのことでしたので、夫の職場で通訳として働いている人にお願いし、会社の印鑑を押して翻訳書類が完成しました。
 


3.タイ国外務省領事局に行き認証してもらう


今度はタイ国外務省に行きます。

バンコク以外にお住まいの地域の方は市町村役所でその管轄を確認してくださいね。

そこに発行してもらった書類を提出して認証してもらいます。

私たちは大都市バンコク在住ではないので、地元でこの管轄を探すのに苦労しました。

どこの部署も「うちじゃないねぇ」という感じで(涙)。

ですので、1の手順の時に外務省の婚姻を認証する部署はどこにあるかをきちんと聞いておいたほうがいいと思います。

混んでいるときは後日取りにくるようですが、私たちの時はさんざん部署を探した疲労感を全身でアピールしたので直ぐに対応してくれ、その日のうちに認証した書類をもらえました。



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>4.証人と通訳となってくれる人(各1名)と予定を調整する


さて、婚姻手続きまであと少しです!頑張りましょう。

無事にタイ国外務省から「独身証明書」と「結婚資格宣言書」を認証してもらったら、次はタイ人の家族や友人2名に友人に証人になってもらう連絡をします。

証人2名のうち1名は“通訳”という役割になるそうです。

私がタイ語を理解できることを役所に伝えましたが、一応形式として2名は連れてこいと言われていましたので、夫の兄と姪にきてもらうことにしました。

平日なので仕事を抜け出してもらうことになりますから、事前に連絡しておいたほうがよいでしょう。

しかし、当日は案の定?兄がなかなか到着せず、役所の担当者も私に「あんたタイ語わかるんだもんね、読めるよね」という感じで姪っ子だけで受付できました。

(さすがタイです!)窓口での書類に姪っ子が証人として必要な箇所にサインをしてくれました。


5.最寄りのタイ役所へ提出


ようやくこの日が来ました!書類を持って役所へGOです!

証人となってくれる人と役所の前で待ち合わせて、順番札を取り、番号が呼ばれたら窓口に提出します。

しばらくすると、日本でいう市民課(戸籍係)の課長さんの部屋に呼ばれ、課長さんは色んな書類にサインをしながら、「タイ語話せるのね」「今仕事どうしてんの?」、タイ人夫に「仕事は何?」「日本に旅行行くの?」など世間話のような会話をし、最後に「はい、終わりです」と言われ面談終了。

窓口に戻るように促されました。またしばらく待った後にようやくタイの婚姻証明書がもらえました!


私の場合ですが、手続きが終了するのに、約1ヶ月かかりました。

日本から戸籍謄本を取り寄せるのに2週間、大使館と翻訳、役所への提出に2週間かかりましたね。

行ったり来たりがなかったので早い方だと思いますよ。

他の方のブログなどを確認しますと何回も出直ししている方が多かったですね。


タイでの婚姻手続きが終わったら、3ヶ月以内に日本の役所への届け出をしなければならないそうです。

私の場合は帰国した際に区役所にて手続きをしました。

その際にはタイの婚姻証明書の翻訳が必要ですので、事前に準備します。

私は自分で翻訳して提出しました。

タイ人配偶者の記入はタイ語ではなくアルファベットですのでご注意ください。

役所によってはタイでの住民登録証(和訳)を必要とするところもありますので、前もって必要書類を確認することをおすすめします。

タイの住民登録証です。


帰国の予定がない方は、在タイ日本国大使館で届け出ができます。婚姻届を大使館でもらい、記入(ここでもタイ人配偶者はアルファベット記入です)したら、戸籍謄本(原本)とタイの婚姻証明書のコピーと一緒に提出します。












まとめ


いかがでしたか?準備さえちゃんとすれば簡単にできそうと思われましたでしょうか。

確かに準備は大事ですが、どれだけ完璧に準備をしていても予測がつかないのがタイのお役所です。

担当する役人によっては「これじゃ足りない」と言われかねません。

また日本の役所でもタイ人のタイでの仕事を証明するものが必要とか、帰国する前に言ってよ〜というようなことを私は言われましたが、タイ在住なのになぜ必要なのかをたずねたら、やっぱり必要ないと言われました。

これが国際結婚の手続きでどっと疲れるところだと思います。

ですが、手続きが終了した後はホッとする気持ちと、こみ上げてくる幸せ感が必ずあると思います。

ぜひ、みなさんがひとつひとつのステップを乗り超えられて、幸せな国際結婚生活がスタートできますように!応援しています!!




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