タイで起きた事件で日本人(自分)が被害にあった黒歴史5つを紹介


タイに10年も駐在で住んでいたら、いろんなことが起こります。

霊感が無いのに、何回も幽霊を見たり、交通事故で会社の車を複数回ほど廃車にしたり、金庫に入れていたお金が無くなったりとたくさん思い出があります。

その中でも忘れられない大きな事件に巻き込まれ警察も動いたりしたこともありました。

今回は、私が10年タイに住んでいた時に、実際に起こった事件についてお話いたします。

これから長くタイに住む予定の方やタイに移住しようと思っている方などが少しでも反面教師的に参考に鳴ればと思い恥ずかしながらご紹介していきたいと思います。


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タイで実際に経験した事件について


  • 日本のテレビが映るシステム導入をしたのに故障したら音信不通

  • 会社で財布が入ったポーチがなくった件

  • 家賃をネコババされて高飛びされた件

  • 金庫に入れていた現金がなくなった件

  • 投資詐欺に何百万もやられた件



日本のテレビが映るシステム導入をしたのに故障したら音信不通


基本的に、インターネットが普及する前は、タイでは有料でNHKしかテレビが映らなかったんです。
その費用も当時は高くて、何千バーツかかかっていました。

フリーペパーで工事費込みで、半永久的にNHKが観れるというものでした。電話すると日本人が出て、工事の日程を決めて工事してもらいました。

1日だけNHkが観れて良かったのですが、2日目から観れなくなって、担当者に電話したら、もう電話でないんですよね。何回かけても応答せず・・・

被害額はたいしたことなかったですが、騙されたんですね。

タイでは日本人が日本人を騙すパターンがありますので気を付けてくださいね。



会社で財布が入ったポーチがなくった件


その日は、日本から社長が来ていて、会議を午後からするので、昼休みに会議室に自分の荷物を置いていたんです。

そして、社長らと昼食を食べに日本食レストランへ行きました。

その昼休み中に、全然知らないタイ人が現れて、

会社の警備員に、自分の上司の『鈴木(仮名)さんはいるか?』と言い、

『今、いない』というと、ちょっと待たしてもらうと会社内に入りました。

しばらくして、

警備員に『用事ができたから、また来る』と言って去っていきました。

昼食から戻ると、警備員が『鈴木さん(仮名)の知り合いのタイ人が、来られましたよ。』といい、

会議室の方へ向かって行ったとの報告を受けて、急いで会議室に行ってみると、やられていました。

ポーチを持ち去っていました。

ポーチの中には、財布とパスポートが入っており、警察を呼んで捜査していると、上司(鈴木さん)の知り合いから、『道端にパスポートが落ちていたよ。部下の○○さん(私)のじゃない?』と連絡があり、パスポートを届けてくれたんです。

結局、パスポートは無事でしたが、ポーチと現金の入った財布は盗られてました。カード類もありましたから、すべて連絡しました。

現金は戻ってきませんし、犯人も分かりません。

会社勤めの方は、アポイントの無い人間は会社内にへ入れない事が大切です!




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家賃をネコババされて高飛びされた件


このパターンは、日本人が日本人を騙すパターンです。タイだけに限らないですが、特に海外では、日本人に会うとホッとするというか信用してしまいますが、気を付けてください。

私は、バンコクに駐在していた時は、家賃は自分で支払っていましたので、(日本人がひとりでやっている)不動産会社に支払い、不動産会社が部屋の(タイ人)オーナーに支払うパターンでした。

給料が出たら、不動産会社に連絡して事務所に行って支払い、領収書をもらうのですが、いつものように支払って領収書をもらっていつも通りの生活をしていました。

そしたら、ある日オーナーか連絡があってお金の入金がまだ無いから支払ってほしいと連絡があり、すでに支払っていて、領収書もあるよと言いました。

それでも、オーナーが一度会おうと言うので会いました。そしたら、領収書を確認してもらい、いろいろ話を訊いてみたら、

どうやら、その日本人の不動産屋は、私以外にも何人もの家賃を持ち逃げして、海外に逃げたみたいです。

結局、半分家賃を支払い、半分はオーナーが免除?という話になりました。それ以後は銀行振込で家賃をオーナーに支払うようにしました。

日本人が日本人を騙すパターンです。お金は手渡しではなくて銀行に振込にするべきですよ!




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金庫に入れていた現金がなくなった件


これは、私の話ではなくて、会社の上司の話です。金庫に入れていた日本円約100万円が無くなりました。

確か金庫のロックをきちんとしていなかったみたいでした。

日本に出張中の間に無くなり、タイに帰国後に発覚しました。

すぐにバンコクのトンロー警察に連絡して刑事さんがきたのですが、容疑者は家政婦さん(タイ語でメバーン)だったのですが、証拠不十分で、結局分からずでした。

お金も戻ってきません。日本だったらすぎ指紋撮を採取するのですが、タイではなかなかそのような捜査はしないみたいです。

金庫は、50キロあるくらい頑丈なものでカギとダイヤルで開けるものにしましょう!ロックは必ずしてください!


海外にいるといろんな事件に巻き込まれるケースが増えます。防犯についての記事がありますので興味のある方はどうぞ!
海外で日本人が関係した事件から防犯について考えてみよう!


投資詐欺に何百万もやられた件


この事件が一番の大事件です。私は直接被害を受けたわけではありませんが、これも日本人が日本字を騙すパターンです。

ある会合で私の上司と仲良くなった会社社長(自称:建築設計会社社長でバンコクにオフィスがある。のちに設計会社はウソで、実際はスキンを販売している会社)とよく食事に連れてってもらいました。

その社長は、早稲田大学の建築学科で学び一級建築士の資格があるとか。

当時バンコクで値段が高くて有名な将軍という料理屋さんで食事をおごってもらっていました。金持ちなのになぜかカードは一切使わず、支払いが3万バーツでもいつも現金払いでした。

実はクレジットカード持てない人だったんです。

そして、私の上司の友人の日本人女性と付き合う事となり、普通に付き合っていたのですが、結婚するという話になり、その女性のオヤジさんが日本からやってきて、投資話に乗ってしまい、500万円を彼に渡しました。

しばらくして、彼がタイの警察に捕まり、日本に強制帰国されてしまったんです。

実は、日本で指名手配されていて、偽造パスポートを持っており、偽名でした。日本では前科7犯の大詐欺師だったんですね。

結局お金も戻らず、身分もすべてウソですし、お金を持って行かれたオヤジさんと娘さんは気の毒でしかないです。

ホント怪しい日本人には気を付けてくださいね。






まとめ


いかがだったでしょうか。タイでは日本人が日本人を騙すことがありますから、むやみやたらと信用しないことが大事です。

また、タイ人でも部屋の戸締りや貴重品は必ず金庫に入れてロックするのがベストですよ。

自分を守るのは自分しかいないので、気を付けてくださいね。


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