タイの人材紹介会社の社員が暴露!採用される人の7つのポイント
現在、私はバンコクのとある人材会社にて勤務をしております。
ASEANの中でも日系企業が断トツ多いタイでは、日本人現地採用者の需要が非常に高く、付属して人材会社もかなりの数があるんですよね。
企業は、今や人材の取り合いなんて日常茶飯事なんですよ。
今回は、そんな競争率の中で奮闘している私が語る、今後タイで就職活動をご検討の方々へ向けて「タイで選ばれる人の7つのポイント」を暴露していきたいと思います。
目次
採用される人の7つのポイント
以下の7つのポイントです。
- 経験よりも人柄
- TOEICを持っている
- 国際免許を持っている
- タイ語が日常会話程度出来る
- バンコクに限らずエリアを広げる
- 自身のビジョンや意見をしっかり語れる
- 日本のモラルを忘れていない人
1.経験よりも人柄
タイでは、営業職の求人が非常に多いんですよね。
特に既存顧客対応を含む、ルート営業が多く見受けます。
ルート営業では、経験よりも顧客の心を掴む、人柄が重要とされるため、面接の印象に重きを置く、採用担当者様が多いという事ですよ。
「経歴が少ない」「資格を持っていない」などご不安をお持ちの方でも、躊躇は必要ございません。
ご自身のパーソナリティこそが、強みです!
2.TOEICを持っている
TOIECを基準とする企業様が多いのは避けれない事実です。
最近のトレンドとしましては、目安は500~700点の募集条件が多くみられますね。
しかし、ご自身に「スキルアップしたい」とお気持ちがある方なら、点数が満たなくても紹介してほしいという企業様も少なくないですから。
TOEICの点数が低いからといって視野を狭めないようにしていただきたいですね。
重要なのは、自分の英語レベルを知っておく事ですから就職活動時にはTOEIC取得をオススメしますね。
3.国際免許を持っている
ポイント①でも述べましたが、タイは営業職の求人が多いですから、その為、客先訪問時に運転が出来る事はかなり有利になりますね。
もちろんドライバーさんがいる事も多いですが、「急な場合に自走で運転できる」という人材は重宝されます。
「海外で運転なんて怖い!」と自信が無い方もご安心下さい。
右ハンドルのため、日本で運転されていた方は、すぐに馴染める環境ですよ。
ただ、タイ人の運転は荒いですから注意は必要ですけどね。
日本人の社長様でも、好んで運転されている方がいる程ですよ。
運転免許をお持ちの方は国際免許に切り替え、タイの交通ルールを習得しておきましょう。
4.タイ語が日常会話程度出来る
まず、タイ語レベルを図るタイ語検定に関してですが、5~1級まであり、5級はカタカナ問題、4級以降はタイ文字能力が必要とされます。
しかし、実際にタイ語検定のレベルを求めている企業様は極わずかです。
募集条件で多いのは、「タイ語が日常会話が出来れば尚良し」など英語に+α程度。
ただ、タイ語が少しでも話せると、英語が苦手な方でも、タイ語力を全面にアピールする事が出来ます。
特に、日本人代表がタイ暦の浅い企業様では、タイ人とのコミュニケーションに苦戦されているため、タイ語が少しでも話せる日本人が欲しいと要望を頂く事もしばしば。
現在、オンラインレッスンなども多くありますので、ぜひ一度お試ししてみてはいかがでしょうか。
5.バンコクに限らずエリアを広げる
タイでは自動車産業・電子部品産業などの製造業が盛んですね。
その為、バンコク市内から2時間ほど離れた工業団地での求人が多くあります。
また、工業団地の企業様は、遠方という事もあり人材を集めるのに苦労されているため、手当や待遇を手厚くしたり、皆様の要望を聞いてもらえるケースが多いですよ。
通勤は社用車を個人に支給している会社も珍しくありません。
もちろんバンコク市内でのお仕事もありますが、選択肢を広げる意味を込めて、エリアを拡大してみるのも、一つの手ですね。
自身のビジョンや意見をしっかり語れる
面接時に必ずといっていい程聞かれる質問は、「タイに来た理由」と「将来のビジョン」です。
この2点は非常に重要視されますね。
ここで明確な意見を言えるか言えないかで合否が決まるといってもいい程。
「タイの魅力」を自身で感じている正直な感想を持っておく「タイでどんな事がしたいのか」…自身のキャリアアップを図りたい!や昇格したい!など回答には困らないよう、事前にいくつか準備をしておきましょう。
7.日本のモラルを忘れていない人
タイ国民の傾向として、時間厳守が出来なかったり、責任転換をしてしまう人が多く、タイ人社員のマネジメントに頭を抱えている企業様がとても多いです。
その為、採用担当者様より、よくご要望いただくのは、タイに染まりすぎていない人材の紹介ですから。
というのも、タイに長くいると、良い意味でも悪い意味でもタイに染まりすぎている傾向にあり、企業様が求めている日本人としてのポジションをお任せ出来ないケースが多々あるようです。
日本人としてのビジネスマナーをしっかりアピール出来るようにしておきましょう。
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まとめ
ポイント7つはいかがでしたでしょうか?
タイでは、日本人の現地採用者を求めていらっしゃる企業様は、ご想像よりも沢山あると思います。
日本とは異なる文化・国民性の方々と共にお仕事をするのは簡単な事ではないですが、ご自身のキャリアアップのためにも、切磋琢磨し壁を壁を乗り越えていくことで、確立されたポジションに就け、理想のステージに立てる事ですよ!
一度きりの人生!
ぜひ、タイでの就職をチャレンジしてみてはいかがでしょうか。