チェンマイの移動手段と乗り方を網羅!在住者が徹底解説
チェンマイはコンパクトな街ではありますが、乗り物を有効に使うことで一気に行動範囲が広まります。
実際、街中を様々な移動手段が走っているのを見かけますね。
この記事を読まれているということは、チェンマイを旅行中、もしくはこれからチェンマイに住もうとしている方でしょうか。
今回はチェンマイ市内の移動手段とその乗り方について解説していきますね。
移動手段を知るための参考になれば幸いです。
目次
移動手段の紹介
チェンマイでの移動手段としては主に以下の5つが挙げられます。
- トゥクトゥク
- ソンテウ
- スマートバス
- GRABタクシー
- タクシー
それでは、詳細を説明していきますね~
1.トゥクトゥク
東南アジアではお馴染みの三輪タクシーです。移動手段の代名詞的存在ですが、基本的に観光客向けの乗り物と言えるでしょう。
乗り方
流しを捕まえるか、待機しているドライバーに声をかけます。
観光客と分かればだいたい向こうから声をかけてくるので、見つけるのに苦労はしないでしょう。
目的地を伝えて料金に納得できれば乗り込みます。
どのドライバーもけっこうスピードを出しますので、乗車中は手すりにつかまっておくことをおすすめしますよ。
相場
相場はシーズン・時間帯・運転手の気分でかなり変動します。
例えばナイトバザールから二マンへミン間の移動であれば100〜150バーツくらいになるかと思いますね。
そもそもアトラクション的な要素が強いため、他の乗り物よりも値段が高くなりがちです。
とはいえ車の間をスイスイすり抜けて走るため、効率よく移動できる手段ですよ。
ぼったくり対策
初めに呈示される金額は交渉ありきな場合が多いため、値下げをお願いするとすんなり下げてくれることがあります。
あまりに高いと感じた場合はそもそも違うドライバーを探すのも手ですね。
アドバイス
街中の景色を眺めながら風をきって走るのはとても爽快感があります。
タイ・チェンマイに来たからには一度乗ってみることをおすすめしますよ。
酔った後に乘るとさらに爽快感がアップしますね。
私のエピソード
正直なところ私自身チェンマイで生活していく上でトゥクトゥクに乗る機会はあまりありません。
それでも、夜風に吹かれたくてとりあえずお堀を一周してくれと頼んで乗ったことはあるんですよね。
乗車中の気持ちの良さでは他に替えがたい魅力がある乗り物ですよ。
ソンテウ
いわゆる乗り合いタクシーです。ピックアップトラックの荷台を改造したもので地元の方々の足にもなっています。
乗り方
チェンマイには目的地に応じて様々な種類のソンテウがあります。
その中でも市街地の移動で最も目にするのが流しの赤色ソンテウですね。
大きなホテルの前には客待ちのソンテウが待機していたりもしますが、基本的には街中を走っている流しのソンテウを捕まえることになります。
合図をすると止まってくれるので、ドライバーに目的地を告げてOKならそのまま乗り込みましょう!
先客の目的地次第では断られることもありますが、その場合は別のソンテウに当たりましょう。乗り合いという特性上断られることは一般的ですし、チェンマイにはたくさんのソンテウが走っているため、めげることはありませんよ。
目的地に到着したらドライバーにお金を支払います。
ちなみに白色、黄色、緑色などのソンテウは基本的に郊外と市内中心部をつなぐ路線バスのような役割を果たしています。
相場
市内中心部の移動は一律30バーツとなっています(以前は20バーツでしたが、近年値上がりしました)。
ですが、ドライバーによっては50バーツや100バーツと言ってきたりすることもしばしば。
個人的には乗り込む前にちゃんと金額を確認することをおすすめしますね。
ぼったくり対策
そもそもふっかけてくるソンテウに乗らないのというのが一番の対策になるかと思います。
市内を走っているソンテウの数はかなり多いので、変に交渉を続けるよりもまともなドライバーを探したほうが効率が良いためです。
定価があるようでないというのが何ともタイらしいところですね…。
アドバイス
最初は乗るのが難しいように感じられるかもしれませんが、乗りこなすと市内の移動がとても楽になりますよ。
ちなみに車を止める時の合図ですが、「腕を斜め下に出してパタパタさせる」というのタイ式です。
私のエピソード
乗り合いのため目的地が様々になる以上、到着時間が読めないのが難点ではあります。
私もターペー門から二マンへミン方面に向かった際に1時間くらいかかったことがありまして、歩いた方が早かったんじゃないかと思った次第です…。
スマートバス
2018年4月から運行が開始された市内循環型バスです。赤・黄・緑・紫・ピンクの5路線が運行中(2019年1月現在)。
乗り方
市内各所にあるバス停から乗り込みます。
交通事情にもよりますが、20〜30分間隔で発着しているようです。
運賃は一律20バーツとなっており、乗車時に支払います。
コインであれば機械に、紙幣であればドライバーに渡せば問題ありません。
BTSラビットカードという交通系ICカードも使用可能です。
相場
料金は一律のため、安心して乗ることができます。
今のところぼったくり事案は聞いたことがありませんね。
アドバイス
「CM Transit by RTC」という専用アプリでバスの現在地を知ることができます。
アプリ内にバス停も表示されているため迷うことなく乗り降り可能ですよ。
下の画像が、バス停になります。
赤色・黄色路線は空港と市内各所をつないでおり、旅行者にとっても便利な路線だと思います(赤色は時計回り、黄色は反時計回り)。
乗り方を解説した動画をアップしている方がいらっしゃいました。興味のある方はどうぞ!
私のエピソード
車内はエアコンが全開のため人によっては上着が必要になるかもしれませんね。
降りる停留所が近づいたら車内に付いている降車ボタンを押しておかないと、高い確率で通り過ぎていきます。
私も何度かやりました…。
GRABタクシー
シンガポール発の配車アプリです。2018年3月にUBERから東南アジア事業を引き継いだため、現在タイではGRABがメインの配車アプリになります。
タイでは違法ですので参考として読むだけにしてくださいね!
乗り方
専用アプリを操作することで近くにいるドライバーを呼び出すことができる配車サービスです。
UBERのアジア版ですね。
アプリを起動したら目的地を入力して「BOOK」をタップするだけでお迎えに来てくれます。
どの車かはナンバープレートを見ることで判別できます。
目的地はアプリ上で入力済みのため、特に車内でのやり取りは必要ありませんよ。極端な話、挨拶するだけです。
相場
距離にもよりますが、他の移動手段に比べてやや高めと言えます。
あくまで一例ですが、ナイトバザール周辺から二マンへミン通り(メーヤーショッピングセンター)までで94バーツでした。
事前にクレジットカードを登録しておくことでキャッシュレスで乗り降りができますよ。
ぼったくり対策
事前に料金が明示されるため明朗会計です。
ぼったくりとは別件ですが、悪質なドライバーによる暴行事件などが世界的に起きているのは事実です。
乗車中の車に不審な動きがあった場合のためのアラート機能がついていますが、用心するに越したことはありません。
配車時に優良ドライバーや女性ドライバーを選ぶこともできますよ。
アドバイス
厳密にいうとタイでも日本と同じく「白タク」は違法となっています。
タクシーを中心とした業界団体が反対運動を起こしており、行政も容認には後ろ向きのためチェンマイでも空港やバスターミ
ナルなどにはGRAB禁止の看板が出ています。
ドライバー次第では空港やバスターミナルへの乗り入れを拒否されることがありますので要注意です。
エピソード
交渉の手間が一切なく行きたい場所に直接行けるため、とても重宝します。
私は郊外のショッピングセンターなどちょっとした遠出の時に使うことが多いですね。
タクシー
チェンマイ市内では流しのタクシーをほとんど見かけません。
チャーター利用が基本になるかと思いますので詳細は省きます。
ヤイ国内では、バンコクなどの大きな都市でないとタクシーはあんまり見かけませんね。
私が一番よく乗る移動手段
私が一番よく乗る移動手段はスマートバスです。
アプリの使い勝手は改善の余地があるように思いますが、バスの現在地が表示される機能は便利なことこの上ありません。
こういった機能は日本でも広がって欲しいところですね。
現地の方にはあまり浸透していないのか、基本的にガラガラなことが多く快適です。
存続できるのかが不安にもなりますが…。
たまにドライバーが友人らしき人物と歓談しながら運転していて、さすがは常に楽しむことを忘れないタイ人だなと感心しましたね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
チェンマイはまだまだ交通手段が発達しているとは言い難いですが、色々乗りこなすことで旅行や生活が格段に快適になりますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。