タイ人の性格?仕事でうまく付き合う7つの方法を元駐在員が公開


タイは今は不景気ですが、数年前は『東南アジアのデトロイト』と言われるくらい、世界の自動車メーカーが工場を建てて車を製造しています。

最近はタイでも中国同様に人件費が高騰し、タイでモノを作って売るというのは厳しい状況ですが、それでも日本に輸出するのはまだ採算が合うレベルです。

タイでモノを作ったり、タイで事業をするとなると当然タイ人を雇って一緒に仕事をしなければなりません。

タイ人は日本人より扱いやすいとか扱いにくいとかいろいろ言われますが、今回はタイ人の性格をよく理解して上手にうまく付き合う方法をお話ししますね。

ちなみに私はタイに10年駐在していて、いろんな失敗をしてきております。また、ほぼ毎年出張でタイに行っているのでタイ人については苦楽を共にしてきた自信があります。それでは最初にタイ人の性格についてお話しましょう。


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タイ人の性格



  • 個人主義で自分さえよければOK!
  • お気楽で深く考えない
  • 約束を守らない・責任感がない
  • 超知ったかぶりをする・分かったと言う
  • かなり優しい

それでは解説していきます。

個人主義で自分さえよければOK!

タイ人は全般的に、個人主義です。どういうことかと言いますと、協調性とか全然ないです。自己犠牲とかも何それ?食べ物?って感じです。

例えば、仕事で明日は監査で、今日中にこの品質書類を仕上げないといけない場合でも用事があると帰ります。お金は欲しいけど、家族や自分の用事が大切!って感じです。

もう一つ例を挙げれば、タイのバンコクでは交通渋滞がめちゃめちゃひどく世界でもトップクラスの渋滞です。これは、交通マナーを守らない自分さえ良ければ割り込んでもOK的な感覚だからです。

バイクでも最高5人乗りを見たことがあるし、マナーなんて知らねーよです。

話はそれますが、私はタイで車を運転してましたが、まあ酷いもんです。何回か廃車にしましたが、急な割り込みが原因で事故したことが何回かあります。それで、割り込んだ車は知らんぷりしてそのまま行っちゃいますからね。日本でもある話ですが、タイは比率が多いです!

日本人もそうだけど、自分大好きで大好きすぎて超ナルシストです。日本人でFacebookで自撮りもまあまあ見ますが、タイ人は自撮りダラケです。ほんとに多くて『あんたは芸能人か!』とツッコミいれたくなるほどどです。

お気楽で深く考えない

タイに興味のある方や住んでいた方ならゼッタイ知ってるタイ語があります!それは、『マイペンライ』という言葉です。この意味は、『問題ない』とか『気にしない』という意味です。

基本的に会社に遅刻しても、遅刻した本人が『マイペンライ』と言い、上司のタイ人も『マイペンライ』です。間違いをしても『マイペンライ』だし、都合が悪くなると『マイペンライ』です。

タイ人は基本穏やかで楽観家なので、深く物事を考えません。気候が暖かくて果物も勝手に実るし食うには困らないし、衣類もTシャツ短パンで何もいらんからでしょうね。

約束を守らない・責任感がない

タイで仕事している又は仕事していた人は、知っている単語があります。『ミーラピショープ』という言葉で『責任感』という意味です。

まあよくタイ人を怒るときに『お前にとって、責任感とはどういう意味だよ?説明しろよ!』よく言ったセリフです。

タイ人は責任感というものを持ち合わせていません。最後まで責任をもって業務を遂行するとか、ミステイクをしたので、そのフォローは自分で最後までやりますという気概がほとんど感じられません。

例:自分の発注ミスで品物が入荷されないから、わざわざ日本から出張者がハンドキャリーで品物を持ってきてくれたのに礼も言わずに、部下に納品させて自分は用事があるから帰社するとかそんなんばっかしでしたね。

責任感がないから約束も守れないですしね。『あの仕事やっといてくれよ!』『ハイ、分かりました』次の日、やってないので、詰問すると訳の分からない理屈を言うし・・・

あの『分かりました』はどの分かりましたかサッパリ分かりませんよ!いい加減ですね。

超知ったかぶりをする・分かったと言う

超知ったかぶりするんです。一種の見栄をはるとでも言うんでしょうね。大して知りもしないのに知ってるって。

あと、説明してわかった?と訊くとたいてい『分かった』と返ってきます。これって理解したことと理解してやることとは別の話なんですね。

だから、話は分かったけどねえ、どうやるか分かんないということです。ありえない・・・
また、プライドも高いんですから大変です。

かなり優しい

ここで、やっとタイ人の優しさに触れられます。飲み屋のお話ではなくて、会社で仕事していると、日本の母親から電話があり、父が末期のガンであると・・・それで急遽チケットをとり日本に一時帰国するとき、会社では皆が『チョークディ』と声を掛けてくれました。

英語で言うところの『Good Luck!』です。

空港に着いて荷物を出していると会社の運転手が『お父さんの病気な治るから。祈ってるから。』とうーん優しいですね。

ちなみのその運転手は、夜に会社で酒飲みながらギャンブルしたのが発覚し、クビになりました。

みんな心配してくれて優しさがとてもうれしく感じた瞬間でした。

10年の任期が終わり、日本に帰国するのが決まると、お世辞でも『後任者の日本人より、私の方がいい!』と言い、いろいろ手作りのお土産とかをくれて日本で飾ってと泣きそうな場面がいろいろありました。


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タイ人と上手く付き合う方法


最初に言っておきますけど、タイ人でこの人優秀だなって思ったことは、任期中10年で一度もありません。そのくらいのレベルです。ひどいもんです。

だいたい日本人がタイに仕事で来て、任期が終わって日本に帰るときは、仕事以外はタイ・タイ人は最高なんだけどなあ~が口癖です。

但し華僑は別です。中華系タイ人は、お金の亡者で儲けることに関しては日本人よりも上手です。

タイ人とうまくいく方法は以下の5つで問題ないです!
  • 実際の年齢より15歳下だと思って付き合おう!

  • 仕事は必ず期限を作ってフォローすること!

  • やってもらう仕事を説明したら必ず何をするのか復唱させること!

  • みんなの前では怒らないこと。怒るのなら二人っきりで。

  • 男性よりも女性に頼むこと

  • いちいち褒めること

  • 仲良くなりすぎない。お金は絶対貸さない事


実際の年齢より15歳下だと思って付き合おう


私が働いていたタイの工場は200人くらいの作業者がいる工場でしたが、平均年齢が25歳くらいでした。若者ばっかりです。その若者たちですが、理解力は低いし、言葉の壁もあるので伝わりにくいので苦労しました。言ったことはやってないし・・・

ある知り合い(上司?)が言ってくれたんですが、タイ人の精神年齢は実年齢から15歳は引いて考えろよ!と・・・

確かにそう考えたら、精神的に楽になりました。25歳の作業者なら25-10=10歳のぼくちゃんに分かるように話さないといけないです。なかなか難しいですが慣れますよ。

但し、そのような考え方をタイ人本人に言っちゃうと、傷つけるので口外はダメです。


仕事は必ず期限を作ってフォローすること!

日本でもそうですけど、まず仕事には期限を設けないといけません。期限がないといつまで経っても何もやってくれません。これは高卒・大卒関係・女性・男性関係ないです。

私の場合は、期限を決めてその期限をパソコンのデスクトップに表示させておいて、期限が来たらどうなったか確認します。⇒まだできていなかったら、尻を叩いて煽ります。

何度でもくどいくらいにこのパターンを行います。気を抜くとついついやらなくなる可能性があるので気を付けてフォローしましょう。

やってもらう仕事を説明したら必ず何をするのか復唱させること!

これは、仕事の内容を説明して、『分かった?』と聞けば必ず『分かった』と言うに違いありません。ですがこれって内容が分かっただけで行動するのと別次元なんですよ。

だから、『分かった。』の後に何の仕事をするのか復唱させます。その時に上記の期限も一緒に言わせます。これで、仕事に着手するはずです。最初は戸惑いますが慣れの問題なので、オートマチックにやりましょう。


みんなの前では怒らないこと。怒るのなら二人っきりで。

タイ人って、結構プライド高いんですね。それで日本だったらみんなの前で叱られれるとか普通ですが、タイの文化としてみんなの前で叱ったり怒ったら、プライドを傷つけるので、止めましょう!

私の友人の(タイの)別会社の日本人工場長で、気性の激しい人で、製品で不良品を作ったら、工場の床に何百、何千の不良品をぶちまけて作業者を怒るということをやっていました。

ある日の夜にその友人が残務整理をしていると、現場の担当者がライフルを持ってきて会社にやって来て、銃口を向けてその友人に言ったそうです。

『謝れ!謝らないと撃つぞ!』と相当プライドを傷つけたらしく、真っ赤な顔してタイ人の担当者が言ったそうです。

普通は、ライフルなんで撃たれるのが怖いので謝るんですが、彼は逆に『撃つんなら、撃ってみろよ!』と逆にカマシタそうです。

結局、天井に向けて一発撃って、逃げたそうです。(十何年前の話ですがこれ実話ですよ!)

だから、タイ人のプライドを傷つけたらヤバイんです。マジヤバいんです。重要なんで2回言いましたが、気を付けないといけません。怒るんなら二人っきりで怒りましょう。

後、これも実話ですが、日本人の職長がタイ人の頭を軽くポンと叩いたんです。そしたら、タイ人がブチ切れて日本人職長とケンカですよ!

タイ人に暴力振るうのはもちろんダメですが、ちょっとツッコミみたいな感覚で、頭を叩いたらえらい目に合いますよ。頭には精霊が宿っているとされ、頭を叩くとめちゃめちゃ侮辱された気分になるそうです。

だから、頭への叩きはダメ絶対!

男性よりも女性に頼むこと

タイでは常識になってますが、男性よりも女性の方がマジメに働きます。会社を休む日数には、男性も女性も似たようなものですが、女性は勤勉で勉強熱心です。

私のいた工場でも女性マネージャークラスは、たくさんいましたし、ここ一番で頼りになるのは女性従業員の方でした。何か頼みごとをするのであれば、女性の方が完成度も納期もレベルが高いので女性にしましょう。

いちいち褒めること

この項目が一番難しいかもしれませんが、いちいち褒めましょう。先程も述べたように精神年齢が低いので、褒めて伸ばした方が得策です。

ただし、グッジョブしたら、分け隔てなく平等に褒めましょう。ここであの人は褒められたけど私は褒められてないなどど嫉妬されても困るので、良い仕事したら、褒めることが次の仕事につながります。

例えば、一回だけ教えた、検査機での測定方法などが誰の手も借りずにできたらグッジョブです!

仲良くなりすぎない。お金は絶対貸さない事

仲良くなると、飲みに行こうとか誘われます。これは全然OKですが、当然支払いは私たちがするべきです。

仲良くなりすぎると、車のローンがカツカツなんで、5000B貸してくださいとかの話になります。当然、きちんとか返金するはずがありません。貸すくらいなら上げる方がマシです。でも一番は貸さない方が良いです。確実に関係が悪くなりますからね。

私の場合は、従業員と親しくなりすぎて何人かにお金を貸しましたが、結局返金はされましたが、会社を辞めました。なのでタイ人とは一定の距離感をもってつきあいましょう。



言ってはいけない一言

これ言ってしまったなと思った一言があります。
お前、会社辞めろよ!:これ言っちゃうと、ほんとに会社辞めるかもしれないし、報復されるかもしれません。言葉を選びましょう。
もういいよ!じゃあ残業するなよ!帰れよ!:これは残業してほしい時に従業員が言うことを聞かずに残業しないんです。これは12月のボーナス査定時の風物詩なので、査定を上げてほしいから、残業しない・言うこと聞かない攻撃に出るんです。こんな時は、慌てず日本からの応援者で繁忙期を乗り越えよう!
キレながら、バカじゃねーの:やっぱりプライド高いので怒りながらの
バカ扱いはやっぱ腹立つんですね。冗談ぽく、バカ!ならまだOKです(人によりますけどネ)


まとめ

いかがだったでしょうか?まずはタイ人の性格を知って、その気にさせながら仕事をさせないと上手くいきません。

怒ってばっかりだと給料良くても会社辞めるので、そのあたりは、アメとムチを上手く使い分けて仕事をしてもらいましょう。

また、節度を持って接することですね。社内に愛人なんか囲っちゃうと大変なことになるし、そうでなくても、好き嫌いなく平等に接することが大切です。

それでは、皆さんお仕事頑張って下さい!







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