極真空手の試合のルールの違いを流派別に徹底解説します


空手の試合を見たことがありますか?非常に分かりにくいですよね。何年もやってる私でも、自分の判定結果と審判の判定が違うことがあります。

それぞれの空手の流派によっても試合のルールが違うので戸惑う方も多いかもしれません。極真会館は分裂してもう何十年も経ちますが、最初は同じルールだったにもかかわらず、最近は極真の各流派ともいろんなルールで試合をしています。

今回はフルコンタクト空手の中での代表格の極真会の中の新極真会と極真会館(松井派)と極真空手道連盟極真館の試合のルールの違いを徹底紹介いたします。


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フルコンタクト空手の主要流派


  • 新極真会

  • 極真会館

  • 極真空手道連盟極真館



  • 新極真会の試合ルール


    試合時間:2分

    試合時間は2分です。試合をしたことがない人はあっという間だと思うでしょうが、この2分はとてつもなく長いです。私は壮年部なので試合時間は1.5分ですが、毎回まだ終わらないのかながいなあと思いながら試合してます。そのくらい長いです。

    勝敗の判定

    以下の内容で決定される。

    一本勝ち
    反則箇所を除き、突き、蹴り、ヒジ打ち等を瞬間的に決め、相手を3秒以上ダウンさせる又は一時的に相手に戦意を喪失させたとき。

    実力差がないと、なかなか一本は取れにくいですね。全日本大会などでも1回戦など実力差がある場合には、見られますが、3回戦とか準々決勝とかは一般勝ちはあまり見られません。

    但し、最近流行りの胴廻し回転蹴りであれば一本勝ちが時々ありますね。
      


    技あり

    反則箇所を除き、突き、蹴り、ヒジ打ち等を瞬間的に決め、相手が3秒以内で立ち上がった場合。

    この『技あり』は、全日本の試合でもときどき見かけますね。ちょっと油断しただけでも上段回し蹴りや中段突きで技ありはありますからね。一般の県大会や交流試合でも『技あり』はよく見ますね。逆に、この『技あり』を取られると、逆転勝ちをしようと思ったら、『技あり』以上を取らなと勝てません。それほど大変です。
    私は、昔大学生の時に新人戦に出て、1回だけ取ったことがありますが、そう簡単に取れるもんじゃないです。

    判定


    勝負が決まらない時、主審1名、副審4名による判定で勝敗を決定します。3名以上の主審、副審が一方を支持したら、判定勝ちとします。


    延長戦:延長戦でも決まらないときは双方の技術、気迫の優劣、減点数の多少により決定する。
    注意:反則をした場合
    反則:拳や肘の顔面攻撃、金的蹴り、頭突き、首への攻撃、ダウンした相手への攻撃、つかみなど
    減点:注意を2回受けたとき。
    失格:試合中に審判員の指示に従わないとき。

     

    試合時間2分について:私も試合を経験してますが、2分はものすごく長いです。それと思ってる以上に足技が出せないでした。試合経験をもっと積めば、出せれるようになるんでしょうけどね。


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    極真会館の試合ルール


    基本的には、新極真と同じルールですが、相違点があります!

      


    • 有効な押しはOK!

    • 有効な捌きはOK(条件付き)

    • 捌きは足技にも使える

    • 足払いで倒れた相手への下段突きは有効

    • 足払いで倒れた相手が倒れたままの攻撃OK

    • 上段蹴りで残心で技あり

    • 回転胴回し蹴りを行い倒れたときに相手がボディにライトコンタクトで技あり




    有効な押しはOK!

    有効な押しとは片手(拳、掌底、肘などによる)のみが有効です。ただし、2回連続での押し(ツッパリ)などは反則。です。

    私の感想:私は新極真の試合で、突き(パンチ)を打ちながら押してしまい、審判から『注意』を受けたことがります。この行為は極真会館ルールならOKですね。

    有効な捌きはOK(条件付き)

    捌き(サバキ)とは、構える相手の上腕を手首で払い、相手の攻撃をかわす。又は自分の立ち位置を変える。

    但し、腕や道着を掴んではいけない。
    私の感想:捌きの概念がないので、ピンと来ませんが、稽古を積まないとなかなか相手の攻撃は捌き、攻撃に転じるのは難しいです。

    捌きは足技にも使える

    捌きは足にも使えることができます。足をすくって、そこから軸足を刈るなどして相手を崩す、または転倒させる事が可能です。

    私の感想:スパーリングでもよくあるのですが、相手のミドルキックした足を手で抱えてしまい、普通はそこで足を手から離すのですが、このルールであれば、片足を持ったまま、逆足を足払いすれば、簡単に倒れます。とても有利なルールですね。


    足払いで倒れた相手への下段突きは有効

    足払いで相手を倒し、下段突きを決めると技ありになります。また倒れた相手へライトコンタクトで当てた場合は一本になります。

    私の感想:蹴ってきた足を持って、そのまま逆足を足払いで刈って倒します。そして倒した相手に、軽く下突きで一本です。そう簡単にはならないかもしれませんが、なんかできそうか感じはありますね。

    足払いで倒れた相手が倒れたままの攻撃OK

    足払いで倒された相手が倒れた状態から蹴りで攻撃するのは有効です。そこで技を入れ、ダメージを与えれば技あり、一本OKです。

    私の感想:昔の話ですがモハメド・アリVSアントニオ猪木戦を知ってますか?40代後半なら知っているでしょうね。モハメド・アリはボクサーなので、パンチは最高です!対するアントニオ猪木はプロセス最高です。猪木は立ち技であれば、アリのパンチを食らうので、寝た状態で蹴り技をアリに食らわせようと狙っていた試合です。

    結局ドローになりましたが、寝た状態から立った相手に攻撃できるんですね。当然、蹴り主体になりますけどね。
    難しいとは思いますが・・・不可能ではないですね。

    上段蹴りで残心で技あり

    上段回し蹴りや前蹴りが当たって相手の体勢が崩れた瞬間に残心(中段突きをしてその手はグーでなくてパーのポース)を決めるとダメージが無くても技ありとなります。

    私の感想:新極真会の地方大会・交流試合などで少年部や壮年部はヘッドギアをつけます。上段蹴りがヘッドギアに当たれば、技ありになります。そんな感じと理解してますので驚きは無いですね。

    回転胴回し蹴りを行い倒れたときに相手がボディにライトコンタクトで技あり


      

    相手が回転胴回し蹴りを行うが、ヒットせず、背中をついた状態で相手のボディにライトコンタクトで突きを決めた場合は技ありになります。

    私の感想:最近流行ってるのか、回転胴回し蹴りです。60代の私の先輩も必殺技としてやってます。これって動画を見てもらえば分かるのですが、技を出した方は、クリーンヒットしてもしなくても、試合が中断されます。その後立った体勢で試合続行です。

    技を出された方は、全くの受け身でディフェンスするしか手がないのです。ですから、新極真の試合でも頻繁に使われる技です。上記のようなルールがあれば、寝た状態でボディへのライトコンタクトで『技あり』を取られるリスクがあるので簡単には技が出ませんよね。なかなかいいルールだと思います。

    極真空手道連盟極真館




    極真館も基本的には新極真会と同じですが、相違点は、

  • 試合後のガッツポーズを禁止


  • 相手を尊重しているため、ガッツポーズをした際は失格となります。
    なかなかスゴイルールですね。少年だったら、思わずしてしまいそうですけどね。厳しいですね。高校野球でもヒット打ったらガッツポーズするのに・・・

  • 手技による顔面攻撃を認めた「ウェイト制真剣勝負ルール」


  • 全日本ウェイト制空手道選手権大会のウェイト制大会に限りますが、手技による顔面攻撃がOKです。選手は安全上、拳グローブと肘サポーターの着用を義務付けとしています。

    これはビックリです!実践というかケンカというかムエタイです。キックボクシングみたいなもんですね。

    新極真会の試合で故意では無いのですが、顔面を殴ってしまうことはよくあります。当然反則になりますが、顔面を殴った試合をしてしまうと、先輩に『ムエタイの選手ですか。タイからわざわざ来られたんですね。』とイヤミを言われて苦笑いをするしかないです。

    でもこの極真館のウェイト制では、顔面アリですから、良いですね。私としては顔面殴られるのは怖いですね。極真館に入門するならキックボクシングをに入会します・・・

      


    まとめ


    いかがだったでしょうか?同じ極真会館から分裂した流派でも時がたてば、いろいろルールが変わるんですね。どこが良いとか悪いとかではないのでそれぞれの特徴を知って認め合う精神が素敵です。

    最近、極真会館の功労者の支部長が極真会館から脱退しました。また流派がひとつ増えたことになります。

    極真はもともと一つだったのに残念ですが、それぞれの流派でよく特徴を知って、生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うしてほしいと思います。

    空手家の皆さん、頑張ろう!

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